町田のラビリンス 仲見世商店街
その あやしげな商店街につながる さらにあやしげな横丁 仲見世飲食街
そこに 日本一うまい かつカレーの店があると聞く。行ってきました~
リッチなカレーの店アサノ
カウンター8席のみの小さなお店。壁には 何人かのサイン色紙。(車だん吉は確認)
昼3時近くのせいか先客は一人。カウンター内の ご主人と話しまくってます。
メニューを見ると かつカレーは1400円。他のカレーは 900円。
ランチとしては高い 高い 高い・・・でも初志貫徹。かつカレーを注文
ご主人が 冷蔵庫から 豚肉を出し たたき 手を加え丁寧に調理をはじめる。
カウンター上には 積み上げられた グルメガイドブックの数々。
手にとって見ると 皆 この店のことが書かれている。
そのなかの一節。
「ご主人の漫才のような話。2代目の息子にも引き継がれ・・・」
(・・。) ん?
そのうち先客が帰り 自分ひとりに。
一瞬ただよう沈黙。こちらから何か話さなければいけない雰囲気...
しかし やっぱり ご主人(おそらく2代目)が 話しかけてきました。
内容としては かつ肉として使ってる 高座豚のこと。
なぜ おいしいのか?そして高いのか?
その理由は膨大で これだけで ひとつの記事が出来るのから 別の機会に。
さて 出てきた かつカレーは予想と全然違ったもの。
まず ルーはスープカレー
辛味は強いが いろいろなスパイスが入り じっくり煮込まれ 深い味に。
ルーに混じった細切れ豚肉。別に 茹でられた じゃが芋 インゲン にんじん。
そして 軽~く さっくり揚げられた 高座豚のカツ。
脂身(白身と呼ぶらしい)が甘い。肉が 溶けるように柔らかく 旨味がある。
高座豚は 普通の豚より 2~3倍と高価。それが他のカレーと500円差の理由。
ルー かつ 野菜が それぞれ個性を出しながら 調和した味。
さらっとしていて かつカレーのギトギトさが どこにもない。
なるほど 日本一のカレーといわれるのは うなずけます
ただ 店のたたずまいと ご主人のキャラからは 想像しにくい上品さ。
B級グルメと思ったら 高級洋食を出されてしまった 場違いな感じ。
たしかに これは 庶民の味でもないし 高級レストランのカレーでもない・・・
庶民的な雰囲気で食べる 本格 かつカレー。
そう リッチなカレーと と呼ばざるをえないですね。
リッチなカレーの店アサノ
(インドカレー
/ 町田駅
)
夜総合点★★★★☆ 4.0
昼総合点★★★★☆ 4.0

