年金受給の所在不明、85歳以上で800人―厚労省推計
あまり大きく報道されてないけど このニュースって すごいこと。
なにが すごいかと言えば 厚生労働省の推計を全年齢にあてはめると
年金不正受給者が とんでもない人数になること。
今回の推計は まず年金の受給者情報と住民基本台帳ネットワークの情報で
一致しない人 全国で23万人を対象
そのうち 85歳以上は 人口比率から 約2万7千人と割り出す。
そして 770人でのサンプル調査で不正受給が3%だったから
85歳以上で 不正受給が 2万7千×3%で 810人と推計したわけなのですが・・・
これ 単純に考えれば 65歳以上では 23万人×3%=6900人の不正受給
あるいは 長期に渡ってない分 3%以上の 数字も可能性がある事態。
さらにさらに これは あくまでも住所が一致してない人を調査しただけ。
昨年12月現在の全国での身元不明死者数 1万6765人。
毎年の無縁死(行旅死亡人)数 3万2千人。
これらの状況を考えあわせると
年金不正受給者の数は数万人。
毎年の不正受給額は数千億になるかもしれませんね。