<ヱヴァンゲリヲン新劇場版>「破」BD早くも歴代1位確実
26日発売のヱヴァのブルーレイディスクの販売記録更新が確実とのこと。
すごいですね。
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エヴァンゲリオンの監督は庵野秀明。
じつは 彼は 宮崎駿監督の下 「風の谷のナウシカ」の作画に参加してます。
絶対的な宮崎の下で 庵野が担当したのは 「巨神兵」。
宮崎駿は庵野の才能を買ってたようですが その後 ふたりは袂をわかちます。
そして エヴァンゲリオンをめぐる 互いの批判の応酬。
http://homepage3.nifty.com/mana/miyazaki-annno.html
その中での発言が
碇ゲンドウ=宮崎 碇シンジ=庵野の親子図式にぴったりはまってくるのです。
宮崎「逃げやがって あの野郎」 庵野「逃げちゃだめだ。逃げちゃだめだ。」
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第1作の「序」は 前作の踏襲。
作画がきれいになったぐらい。
しかし この2作目の「破」で
前シリーズの すべてが突き破られます。
虚無感の中で さまよってた レイは
人間的な感情を前面に出してきます。
自己中心的だった アスカは 他人の気持ちを理解するように。
父親との葛藤から 自分の殻に閉じこもってた シンジは最後に叫びます。
「来い!」
エヴァンゲリオンは自分の心象風景である と言ってた庵野監督の
15年後の心境なのかもしれません。
この主人公の心の成長に ナウシカや サツキ キキ などの
初期のジブリ作品と 似た匂いを感じたのは気のせいなのかなぁ。