有名でない映画で おもしろいのを見つけると 嬉しくなります。この映画も そのひとつ
タイムアクセル12:01
 ユートレル社人事部のバリーは うだつのあがらぬダメ社員。
憧れのエリート美人研究員のリサと はじめて言葉を交わせた日の夕方
彼の目前で彼女が射殺されてしまう。
失意のうちに迎えた翌朝。
いつもどおりに出社すると なんとリサは生きている。
そして まったく昨日と 同じ出来事が 繰り返されてることに気づく。
そう なぜか前日に戻ってるのだ。
混乱の後にバリーが出した結論は、リサが関係する研究で
時間が繰り返してること。
そして何故か彼だけがその記憶をなくしてないこと。
このままだと「夕方にリサが殺害される」のを 毎日味わうことになる。
どうにかして彼女を助けようと毎日 彼女に近づいて危険を伝え、
ようやく自分の状態を理解させた彼は、彼女とともに、
時間が繰り返す元凶である闇組織の研究を阻止せんと立ち上がる・・・
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毎回 いろいろ対応を考えるが なかなか うまく行かない。
リサと いい関係になっても また最初からやり直し。
そして 最初は悪の元凶と思っていた相手が ほんとうは味方だったり 一筋縄ではいかない展開。
SF時間ものとしても よく練られたストーリーで 見たあと 心地よい感動と 爽やかさを感じる作品です。
それにしても SF時間ものっていいですよねぇ。
なんか SF小説の最高傑作 ハインラインの「夏への扉」が 久しぶりに読みたくなってきました・・・