これも「JIN-仁」から。
ドラマの中で 中谷美紀が 話していた バタフライエフェクト。
「小さな蝶の羽ばたきが地球の裏側で台風を起こすこともある」という 有名なカオス理論の言葉。
『バタフライ・エフェクト』
幼い頃、ケイリーのもとを去るとき、エヴァンは、「君を迎えに来る」と約束する。
だが時は流れ、ケイリーとエヴァンは全く別の道を歩んでいた。
小さい頃 時々途絶えていた 記憶。
その理由を探している最中 ケイリーを不幸にさせてしまったエヴァン。
彼は 自分に 過去へ戻る能力があることに気づきます。
その能力を使い まわりの皆が不幸にならないよう 何度も過去をやり直すエヴァン。
しかし そのたびに 誰かが不幸になる未来が待ち受ける。
そこで彼が取った 最後の決断は・・・
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エヴァンがやり直すたびに迎える未来は 相当 ヘビーです。見ているだけで 気が重くなってくるほど。
誰かが幸せになる一方 誰かが不幸になるという 本当にうまく行かない。
この状況から 抜け出すために彼が取った行動は 愛する人のためとはいえ せつないです。
でも どんなにせつなくても 幸せであってもらえれば・・・
エヴァンが決断にいたるまでの ストーリー展開が秀逸。
多くのタイムパラドックス映画が ストーリーに ほころびや破綻があるのに 流れがスムーズです。
ふむふむ タイムパラドックスの名作といわれるのは 納得。
と 思ってたら ものすごく衝撃的なラストで作られた ディレクターズカット版があるそうです。
監督は こちらを本作のラストにしたかったらしいのですが 映画会社の反対で出来なかったとか。
その衝撃のラストとは・・・あぁ これは映画会社が反対しますね。
監督の意図することはわかるし この映画に似合ってるかもしれませんが あまりにも 衝撃的・・・
