『ディア・ドクター』ほんとうの医療とは? | 湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~

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おいしく食事が出来ること!健康であること!感謝です!

ちょっと仕事が からんでることもあり ヒットしてもらいたい作品です。


ディア・ドクター


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ある過疎の村に研修医として派遣された 相馬(瑛太)

そこの診療所には 村人から神様仏様より 慕われ頼りにされている伊野(笑福亭鶴瓶)という医師がいた。

伊野は 体が不調になっても診療所に来ない一人暮らしの未亡人・かづ子(八千草薫)を診療するようになる。

かづ子は次第に伊野に心を開き始め、自分の病気を 大病院づとめの医師である娘((井川遥)には

隠してほしいと懇願する。かづ子の気持ちを汲みウソを突き通すことを決心する伊野。

しかしそれは 彼自身の隠していたウソを明るみにすることにつながっていく。

そして 彼は 突然失踪する・・・


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映画のはじめのほうで 鶴瓶扮する伊野が あるお年寄りの臨終に立ち会う場面が あります。

呼吸が停止し 延命治療に入ろうとするとき 伊野の視線は 家族たちの表情を読み取ろうと

あちこちをさまよいます。

そこには 亡くなったことにより ほっとしている家族たちの姿が・・・そして延命治療をやめてしまう伊野。

なんか いろいろ考えさせられてしまう場面でした。


笑福亭鶴瓶は もちろんですが 看護婦の余貴美子 出入りの薬剤会社社員の香川照之もいいです。

伊野のウソを知ってるのか知らないのか 伊野に協力 あるいは利用していく ふたり。 

とくに 香川の「ほら 愛してなくても 救ったじゃないですか」という台詞。よかったです。


監督は 「ゆれる」の若手女流監督 西川美和。映像の美しさ 作品の奥深さには定評があります。

原作・脚本も彼女。


そして そして 第33回モントリオール世界映画祭(8月27日~9月7日開催)にも出品決定!

そう昨年は「おくりびと」がグランプリを取った権威ある映画祭です。


ぜひ 多くの人に 見てほしい映画ですビックリマーク