セブンイレブンで 大々的に 宣伝していたので パラパラと立ち読みしてしまいました。
なぜ、セブンでバイトをすると3カ月で経営学を語れるのか?
セブンイレブン創業者の鈴木敏文氏の本。なかなか刺激的な内容の本であり
とくに「バイトに大きな権限を与えることにより 啓発力を高める」という部分では
「気づき与えることが大事」との賛成論と「労働力を安く使うための方便に過ぎないのではないか」との反対論が
ネット上で論争になったらしいです。
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自分が 一番 感銘した部分は 「顧客のために」と「顧客の立場で」の違い
「顧客のために」と考える時は だいたい経験をもとに「お客とはこういうものだ」という決めつけをしている。
そして、“顧客のために”と言いながら、そこには売り手側の都合が無意識のうちに入っていて、
実態はその押しつけになっていたりする。
でも 今の時代に本当に必要なのは、“顧客のために”ではなく “顧客の立場で”考えること。
“顧客の立場で”考える時は、自分の経験をいったん否定する。
また“お客は素人、自分たちは専門家”との考えを捨て時代のニーズ変化に対応しなければならない・・・
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社会人としての年数を経てくると どうしても 過去の経験にとらわれます。
経験が 自分の自信の裏づけでもあるから 仕方がないのですが それではいけないのですね。
「顧客の立場で」考えられるような 仕事をしなきゃね・・・