最近 街を歩いてると 気がついたこと。
歩車分離信号が 増えている!
歩車分離信号とは 人と車を分けて流す信号(代表的なのが スクランブル交差点)
つまり 歩行者が見落とされ 車に巻き込まれる右左折事故を防ぐための信号です。
相次ぐ子供の巻き込み事故から この信号普及の運動が進められてます。
そうですよね。車を運転していても 右左折時の 歩行者の動きって 怖いし
また 歩行者のときは 急に突っ込んでくるような 恐い車もありますからね。
車と 歩行者を完全分離すれば 安全です。効果は以下の通り。
全国百箇所 歩車分離信号の試験運用結果(警察庁発表)
全交通事故 ~ 182件 → 112件 40%減少
歩行者事故 ~ 30件 → 8件 70%減少
車両事故 ~ 148件 → 103件 20%減少
渋滞 ~ 15.1㌔ → 14.85㌔ 2%減少
歩行者事故が 70%も減少してます。
ただ問題点は 信号の待ち時間が長くなるため 渋滞を誘発しないか ということ。
これについては 「横断者が多い交差点ではかえって流れがよくなる」という指摘もあります。
たしかに・・・ 繁華街の信号の右左折は 通行人と車を分離したほうがスムーズかも。
だけど 普通の交差点では やはり 待ち時間が長くなってるような・・・
ただ 大きな渋滞を引き起こす状況ではなさそうです。
なによりも事故が減り 人命が救われるのであれば
歩車分離信号は どんどん増やすべきでしょうね。