あけましておめでとうございます。2021年です。
2009年から毎年やっている振り返り、初めて年越してからやりますね。
ここ数年は大晦日にやっていたけれど、去年の大晦日はライブ一本行って帰ってきたらもう呑みたくなってしまって。
さて、昨年、ね。
をたくとしてはひと段落、な年でしたね。
・をたく以外
をたく以外でもをたくでも、まあすべての人がそうだったと思うけれど、コロナでしたね。
幸いにして休業に追い込まれるだのということもなく、テレワークというのも個人的には無縁で。
ついでに異動もやっぱり無縁で。担当業務は変わったりしたけれど。
をたくもひと段落して、その代わりに旅に目覚めた年でしたね。旅というより徘徊とでも言った方がいいかな、まず宿をなんとなくとり、その周辺を軽く調べて、あとはぶらぶらするだけ。だいたい千葉中心に近郊、年末に一度だけ関東を出て福島へ。だいたい、鄙びた温泉宿…温泉じゃないところもちょこちょこ行ったな。
こちらの趣味は始めたばかりなので、これから楽しみ方をいろいろ考えていきたい…なんてこともまあないな、ただぼんやりぶらぶらするだけだものな。それ以上でも以下でもない。そこまで拘りたくも考えたくもない、ただふらふらしたい。
通い詰めるをたくはしたくないな、というのが今の正直なところとしてはあり。その原資があるなら今は徘徊したいな、というのがあり。
まあ、明日なんてわからない。かの槙田先生のアイドルグループも今年11月にはデビューするとのことで、そこに通い詰めるかもしれず。通いつめないかもしれず。
自分を縛りたくないな、行きたいところに行きやりたいようにやっていたいな、というのは何も変わらない。
さて、アイドルさん、その他。いま活動していて、僕が行っている方々だけに絞って。
・柏元萌華(FariaClown、ex.サンミニ、BYME)
これもコロナのせいなのかなんなのか、まあ私はBYMEはほぼ見ていなかったからよくわからんのだけれど、あっさり脱退して、それでも懲りないぴーちゃんはもう一度ステージに帰ってきて。
「あの頃は良かったって?それはお前が止まっとるんじゃ」(吉野寿(eastern youth))
南彩夏も含め、元サンミニ勢の忸怩たる思いは重々わかっている。東京でのFariaClownとしての本格お披露目の日、特典会で話した時は、ニコニコしながらさらっと話してくれた。あの頃は帰ってこなくて、それでも本当に懲りないぴーちゃんはまだここでやることを決めて。
ベテランに対してはもう、満足できるよう、燃え尽きるように、という思い、祈りしかなくて。ぴーちゃんに対してもそういう思いしかなくて(しか、というのはいかがなものかという気がするが)。
新しいところではやれ大人しいとか女の子らしいなどと言われているらしい。末っ子ももう末っ子じゃいられない。2021年の柏元萌華なのだ。
子供でも、大人でも、なんでもいい。僕はただあの爆発力のある踊りが見たいだけなのだ。
あと、ライブも撮れるし撮影会もたまにあるようだから、当分の間、人を被写体にするカメラ欲はここで満たせるのかなあ、と、個人的には。
・佐野友里子(愛乙女☆DOLL)
「ずっと友里子推し笑」
コロナでもどっこい、2020年も完走。僕も何があってもたまにしか行かない。ほんと何があってもたまにしか行かない。たまに行く。ゆりりんはアイドルをしている。
僕にとっちゃ最初の、そしておそらく最後の、いかにもアイドルらしいコテコテのアイドル。王道アイドル。
アイドルを思い出すために彼女に行くのか、それとも、おう、まだやってるか、と言いたいだけの腐れ縁か。
アイドルをステップにしていく人と、アイドルとして死ぬ人と。
ゆりりんはもちろん後者だ。まだまだ満足なんかしちゃいない。まだまだ突っ走りたい。
かつてのどこかの劇場で、彼女に一目ぼれできたことは僕にとっては僥倖なのだと思う。
アイドルヲタクとしての僕のベースラインに、10年以上君臨してくれる人。
「ゆりりんの番来た!」
たまにしか行かない。ゆりりんの番はまだ来ない。彼女はたくさんの、ゆりりんの番が来ている客たちと、2021年も駆けていく。友里子推し、の後の笑が取れることはきっとない。しかしあるかもしれない。自分を縛りたくはない。
・ハンナ(ルナビスナップ、ex.ASTROMATE)
「物静かなはんな」。新天地にここを選んだことについては特に言うこともない。
あすとろの2期として苦労を重ね、新天地でも結成して秒速でメンバーも減ってプロデューサーも飛んでいき。
それでも特に辞めることもなくアイドルをやっているのだから仕方ない。まあ、いろいろ仕方ない。
僕もなんとなく、面倒を見るくらいの気持ちで、度々顔を出している。まったく、なんとなく、顔を出してしまっている。
ステージ上で笑えるようになってきた。大笑いではなく、微笑む程度、アルカイックスマイルとでも呼べるようなものだが。
前世と違い、自分が引っ張るしかないような現状。全く順調ではないだろうが、アイドルとして成長はしているのだろうな。
そして貪欲に、来てくれと口にするようになった。前も言っていたのかもしれない。前は放っておいても僕は来ていたし、はんな目当てでないこともわかっていただろうし。
わざわざあの時のあすとろを選んでくれた、苦労人にして逸材。どうにかもう少し日が当たって欲しいし、報われてほしい、いい思いをしてほしい、そんな権利はある、そのくらいの整ったお顔の方。
そしてもう少し心安らかにレモンサワーを呑んでほしいのだ。
・ナ子(ルナビスナップ)
そんなハンナの相棒。アイドルデビューしてまだ3か月足らずなのに、前述通りの大嵐に巻き込まれている、こちらもなかなかの持ってなさの方。自称、自己肯定感低め。
僕にとっては割合話しやすい子。折れんじゃねえぞ、ハンナを幸せにしてやってくれ、そんなことばかりを言っているような。
ツイートもインスタもよく消すし、俗にいうメンヘラ世界の住人かもしれないけれど、この状況下でも辞めずに嫌にならずにちゃんとライブに出ている、そんな最低限の根性はあるようなので、どうにかもう少し光が差すところまでめげずに、過度に嘆くことなく、頑張っていただきたい。続ければ楽しいことだってきっとあるだろう。
・片山陽加
舞台を一つ、見た。元SUPER☆GiRLSの宮﨑理奈がプロデュースしたもの。スパガをはじめ、48など、あの頃の元アイドルで固めまくった陣容の中で、はーちゃんはその子たちとは一線を画し、狂言回しをやりながらドスの利いた声を響かせていた。
めでたく30歳。もう何年も舞台でキャリアを重ねてきた。アイドルたちのお姉さま役がハマっていた。
年末、長年の盟友・田名部生来と、1時間半、ひたすら呑んで語るだけの有料ネット番組をやっていた。暴露話なんて過激なものではなく、ただ楽しそうに、昔を、今を語っていた。
気がつけば互いに10年以上、この業界で生き延びている。
こんなご時世だから、テレビ電話のようなものをたまにやっている。
それで年末のご挨拶も出来た。特に込み入った話もせず、舞台の写真ありがとうね、などと言われ、(上記の)番組、楽しみにしてますなどと伝え。
間違ってもはーちゃん推し、だなどともはや言えたものでもない。しかし推せたことを誇りに思える人の一人であり、完全に離れることなどありえない、ちゃんと動向は気にして、たまには見に行きたいと思う。
はーちゃんを選んだ僕、いい目をしているじゃないか、そう思わせてくれる、ありがたい存在だ。
いい年の取り方をしていると思う。年相応の美人さんだ。そしてステージ上では動いて話せば可笑しみを出せる、歌はビシッと歌える、よい役者さんになったと思う。
・望月さあや(ex.ASTROMATE)
上半期はアイドルをやっていたんだね。あすとろは遠くなりにけり。
下半期は舞台を1本、コントだったのだろうか、ちょっとしたイベントを1つ。あとは配信や課金レースに手を出したりもした。
TikTokは相変わらず毎日投稿している。最近はたまにインスタライブもしている。よくこちらのことをわかっていただき、よくお相手をしてくれる。
何か決まった活動があるわけではない。アイドルになることを否定しているわけでもない。しかしハンナのように、早速どこかに入る、というのをしたわけでもない。
2021年の望月さあやがどうなるかは全くわからない。
この人については他の記事で書きすぎるくらいに書きすぎたし、そこから情報がアップデートされたわけでもない。
今は相変わらずの幼い見た目なりに、ゆっくりと大人になり、そして次の舞台を待っている。
きっと何者かになるかと思っているけれど、何者になるか、まったくわからない。
なるようにしかならないし、きっと何かにはなるだろう。ゆっくりそれを待つだけだ。
この真っ直ぐな人は報われろ、そう思うだけだ。
・槙田紗子
ご結婚おめでとうございます(深々と一礼)。
ついに僕も人妻推しと相成りました。
ついにアイドルを作るぞ、という話のインパクトが強すぎて、かつ年明けに書いている弊害で、元日リリースの「サコプロジェクト」関連のメッセージも強いせいで、ほかの話を忘れがちなのだが、まあ端的に言えば極めて順調に2020年も振付師としてのキャリアを積まれておりました。そちらに関してはもはや私は何も言えない。
そしてなんとかサコフェスも復活させましたね。特にクラスター発生なんてことも聞かず、無事に出来てよかったね、と。そこで見た先生の教え子たちからもそこはかとない槙田紗子イズムを感じましたね。
謁見は一度だけでしたね。年末にやった、写真家の魚住さんとのイベント。僕は大層酒を呑みすぎたようで、どうも進行中うるさかったみたいで…失礼いたしました(こんなところで言ってもねえ)。
写真の話やさこの作るアイドルの話、まあいろいろ出てきて、いろいろした気がしたけれど、ご信用いただいているなあ、ってのと、まあそんなこたあいいんだけれど、語る言葉の一つ一つに信念がみなぎっていて、立派なもんやなあ、とあらためて惚れ直した、って言っちゃあそりゃあ言いすぎなのだが、まあ、ご立派だなあとあらためて思った次第。
やっぱりこの記事、年末に書いてしまうべきだったかな。あらためて、正月に出たサコプロジェクトのサイト、そこに掲載されているさこのメッセージがとてもええものだったので、いま語るとなるとこのことになってしまうのよな。ただ、2020年のことではないので…。
メッセージは以下リンク先をご参照。
アイドルを肯定できるものにしてくれるらしいので、とにかく期待しております。まあ、デビューは11月らしいですが。
2021年もご立派に教え子を導いていただきたく。
というわけでだらだらと中身なく、2020年の振り返りでございました。
2021年もみんな大変ですね、がんばって生きましょう。
そしてこちらを見ていただいている奇特な方々、呑みましょう、と簡単に言える世の中でもないですが、まあ、機会があれば。
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。