(注:本文中に登場する台詞は主に僕の記憶力の限界のため、完全にアレンジされております。ニュアンスは極力合うように心がけておりますのでどうかお許しを)

 

サコフェスvol.2に関わるよしなしごとをさらさらと。

 

・当日まで

・ラインナップ等

「今回のサコフェスはサコクラブとは切り離して行います」

だったかなんだか。1.5からそうだったから今更何か思うところはない。元々サコクラブ年間行事の一だった気もするが、それがこういう形で発展していくことに異論も文句もない。

 

会場、duo。ふーん。大きいやん。でもとき宣出たらすぐ埋まるなあ。まあ出ないよなあ。

出演者、林愛夏。先行予約開始します。愛夏先行。…えっ。前代未聞。

第1弾、アストロさん。…ほーん、今回は早々に、か。

 

ふぇすてぃぶ。…はい?

転校少女。…なんか絡みあったっけ。

オサカナさん。…うわあああああああああああああ。

 

サコクラブイベントの遠足の際、まきたさんにほろ酔いながら「オサカナさんあざーっす!」と言ったっけ。

 

・槙田紗子の生誕祭として

この規模だしスタンドフラワーだけでいいでしょう、と。去年みたいにリストバンド、或いは何らかの記念品を来場者全員に配る、なんて死んでしまうし、サイリウム、というのも違うでしょうよ、と。

 

で、スタンドフラワー。

僕たちが本気を出すときにお願いする、というかここ数年、さこ絡みでスタンドフラワーを出すときにはここ、と決めている、東京・めじろ台のお花屋・ルッホさん(https://www.flower-lujo.com/)にご相談だ、と。

いつも我々ヲタクのお話を、推しを心底ほめたたえながら2時間でも3時間でも聞いてくれる優しい店長率いる、超絶技巧で人気のお花屋さん。

気がついたら作例ページなどが無くなってしまって、ちょっとホームページが寂しくなっておる。。。

 

で、今回何をテーマにするのよ?

いつもどおり、首謀者のI氏とご相談。

テーマはどうすんべ。誕生日祝いはとにかく、ほかはなんもアイデアねえな。…出演グループの何かでもやる?…なんかモチーフ…あすとろさんは星でええか、オサカナは空飛ぶくじらだぜ、リーダーズは、上履きとか?転女はライフル、そりゃ古くないか?

…各グループの衣装にでもすっか?

 

ルッホさんとの打ち合わせに僕は日程が合わなくて行けず、彼に一任して、その結果、花はカラフル+お祝いプレート+サコフェスロゴ、前年踏襲の豪華版で、あとはルッホさんの知り合いのデザイナーに各グループの衣装を着たさこを描いてみてもらう、それでOKならそれで行く、そんな話になり。

「オサカナは最新衣装(flash)でよく見えるように写ってるのがないから旧衣装(ささやかな祝祭)な」

「えぇ…」

「それぞれのグループ、誰の衣装にすればいいんだろな」

「緑担当とか…?」

「リーダー的なのがいればそれでいいんじゃないか、あ、あすとろはまひろな、俺の独断で」

「えぇ…」

 

それで、こんな具合。

オサカナ(旧衣装)ver.のまきたさん。失礼ながら本当に着ていたら笑ってしまうんだろうなあ。見てみたい気もするが。

あすとろ(まひろ)ver.のまきたさん。こちらはね、1st衣装をまきたさんが着たこともあったからね、ってもう1年前のサコフェスかそれ。

 

まきたさん自身が満面の笑みでスタンドフラワーと共に写っている自身をツイートする、なんてのは、ちょっと前までは想像できなくて、時は経ったなと実感して、そしてお互い大人になったというか年をとったもんだと、まあ、感慨に浸って。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。特に、金をよこせと横暴に言い放つ僕等に対し、いつも二つ返事で大変なカンパをいただくT氏、ありがとうございます。おかげさまで美味しいお酒が呑めます。

あと、I氏、お疲れ様でした。今後とも先導役はまったくやりたくないんでどうぞよろしくお願いします、笑。

 

・もちづきさあやちゃん

「めちゃくちゃ緊張する、このラインナップに入っているのは恐れ多い、わたしたちなんてオープニングアクトのオープニングアクトの…」

ただ、かつてのまきた先生、ぱすぽ☆は恐ろしい殺気で対バンに臨んでいたなあ、そんな話をしたら、どんなライブでも全身全霊全力でやっている、手を抜いたことなどない、私はね、とプライドをのぞかせていたっけ。

こういうプライドを持って、しっかりやってくれることはとてもうれしいし、究極、それ以外に望むものってないよな、と。

 

・当日

・ライブ前

道行く10代半ばと思しき女の子2人組。

「イラストちょーかわいい。…26だって、うける」

花の写真を撮りに来た、Lily of the valleyのスタッフさん(マネージャーさん?)。

「いつもメンバーがすみません、ほんと子供ってこわいですよね、さこ先生にぐいぐいいっちゃって。私も止めるんですけどね。失礼があったら言ってくださいね、ほんとすみません」

いやこちらこそほんとにお世話になります。

 

・ライブ本番

お世話になった方々、お世話になりました(進次郎話法)。

 

・SW!CH(OA)

やっぱりちゃんとしてるなーってのと、やっぱりまきたさんのお友達が僕はすきだなーってのと。

この衣装が本日ラストとも聞いたような。気のせいかもしれない。

一人アクロバットできる人がいるね。身体能力見せられるときゅんきゅんしちゃうんだよね。

 

・オープニング

まきたさんの様子が相変わらず。どこか照れたような感じ。でも年々しっかりしてきているというか。

あ、槙田さん出てくる前と、出演者が出るときにちゃんと映像ついてる!すごい進化してる!

あ、そのオープニング映像、年表出てる、最初が「ぱすぽ☆結成」になってる!

なんかこれを見て、今日は最新のまきたさんを見ながらまきたさんの歴史に浸る日になるのかな、そんなことを直感した。

 

・Lily of the valley

このグループのことはとても信頼してます。しっかり鍛えられていることが目に見えるから。

こうかわいくてこう若くてこうきびきびしたステージしていたら、そりゃあをたくに受けないわけもないよねと。

 

個人的には前に見た時から、尾野寺みさちゃんが好きです。はい。

顔が好き、ってのはまずあるのだけれど。ポイントでソロで飛ぶじゃない、綺麗に。ああやって身体能力見せられるともうそれだけで惚れてしまうよね、僕は。

あと、決して身体を大きく使う方ではないけれど、動作が止まるときの姿勢、腕や足のポジションがいちいちとても綺麗だよね。こういうの大好物。

 

まあ、ごあいさつしたいかというとそれは別、どんなに素晴らしいパフォーマンスをされてもそうなることって滅多にないから、それは置いといて、今後の幸運をとても願いたい、かつ見る機会があれば積極的に見ていきたい一人。

 

・ASTROMATE

幸いにしてをたくが前方に比較的多くいたから、そこまでアウェーな感じではなかったかなあとは思うけれど、どう感じていたのだろうね。基本的にはいつもの対バンよりは人も多かっただろうし、ステージも広かったから(まあよく出ている白金高輪セレネと比べると、圧倒的な差はないだろうけれど)、彼女たち、楽しかったんじゃないかな。

まきたさん振付でないMy Lightをやるとは思わなかったね、笑。もちろん前しか見ていないから後ろの客の様子はわからなかったけれど、やってくれた人はたくさんいたのかね。そういうためというコンセプトで作られた曲だろうから、そうだといいね。

 

彼女たちはこのくらいのステージ、このくらいのラインナップに入っても全く問題ない、見劣りしない、十分やっていける、もちろん手放しで素晴らしいパフォーマンスというのでなく改善点は何度も見ていればいくつも思い浮かぶ、それは当たり前だけれど、それにしてもこういうところが決して分不相応ではない、というのはずっと確信しているし、今回ももちろん変わらない。

 

My Lightの初めと終わりがもちのパートなのだけれど、もちの声質ってかわいいから、こういう明るいアイドル曲らしいものが似合うよね。

ハロのカバーばかりやるライブにあすとろさんが出た時にとても強く感じたことだけれど。

あすとろさん、これまでの強い路線ばかりにこだわらなくてもいいのかもね、ともち視点から思う。

 

リリバリとあすとろはまきたさんとのMC付だったのだけれど、両者とも両者の空気で、まきたさんと良い関係を築いているのがとても出ていてよかった、ような。

で、まきたさんのレーダーにもあすとろのはんなは引っかかるよねえ。いかにもまきたさん好みの空気出してるからね。

 

・転校少女

ここだけ、あすとろさんの接触のために大半見られなかったのだけれど。1曲丸々見たのはTriggerだけかな。

りせかわいいさんがりせかわいかった。んで、客席はピカピカしていたね。

まきたさんが好き好んでいるという話は全く聞いたことがなく、また、しっとりとはしながらもこのような正統派のアイドルをまきたさんが好むというのも今まで思ったこともなかったから、意外だったけれど。

 

・あすとろさん接触

もちづきさあやちゃんは緊張した、と。いつもはだいたい、満面の笑みで「たのちかった~」と言っているのだが。

力もポテンシャルもちゃんとあるから、あとはどうにかして自信を持てるようになったらいいと思う。

ことりはまあ、いつもの調子。

 

・新しい学校のリーダーズ

1度見たことあったけれど、あんまり覚えていなかったんだよね。変わってるなあ、くらい。

でもあれだ、前衛芸術だ。まきたさんの趣味で言えば東京ゲゲゲイだ。こりゃあまきたさん好きなはずだわ。玉井の杏奈さんも好きなのね。

いわゆるステレオタイプなアイドルヲタクに受けるとは思わないけれど、受ける層は必ずあるだろうし、ステージは実にしっかりしているというか、引き込まれる、独特の世界があるよね。

そして、元気にさせてくれるなあ、と。楽しかった。

 

・サコツの○○

玉井の杏奈さん曰く「ラスボス」にしてまきたさんの幼馴染、偉大なる林愛夏さんとのMC。生徒役でリリバリさん。

現役の若手アイドルからすれば、愛夏だってレジェンドよね。

さこ×リリバリMCに続き、とても和やかな雰囲気、そして和やかな「サコツ1きょくめ」サビ。和やか。和やか。

 

・sora tob sakana

まきたさん絡みでオサカナを見られる日が来るとは本当に思っていなかった。まきたさんの僕へのプレゼントかと思ったほど(んなこたーない)。

まったくいつも通りのオサカナさん。1曲目で一瞬声のマイクへの通りがそんなに良くないような感じになって、そこから徐々にアジャストするなっちゃんもいつも通り。

MCもいつも通りのオサカナさん。特にまきたさんに言及することはなく、まあそりゃそうだな、絡みまったくないもんな、そしてまったくいつも通りに目をきょろきょろさせるまなちゃん。

 

秘密、ありがとうございました。秘密は最高の秋曲だと個人的に思っている。アイドル曲でこんなに音源化が待ち遠しかったものもない。

そこからの夜間飛行で無事に昇天、気持ちよかった。

 

・FES☆TIVE

マスクつけて飛んだり指さしたり、ハードに動いて暑くないのかね。でも、ピッタマスクってほんとに通気性いいのよね。

あ、振りコピ、ポイントではするのね、実に脱力した振りコピだね、マスクつけながら無駄なく力抜いてポーズとってるの、なんかシュールだね。

って最前のをたくたちへの感想。

もっと客席が大荒れする、みんな前へ突っ込んでくる、そんな荒れ方を勝手に想像していたのだが、そんなことはなく。

こういう系統の中ではステージはしっかりしている方じゃないでしょうか。はい。

 

・アップアップガールズ(仮)

何年ぶりのアプガだろう。PASSPO☆さんの大戦友。勝手知ったる仲。

久々に見て思ったのは、この人たち、むちゃくちゃプロフェッショナルだな、ということ。

歌、ダンス。煽り。レス配り。指差し。客を盛り上げ熱くさせライブを作り上げる、そのための術を知り尽くし、それをひたすら忠実に実行してくる。そして体力を前面に押し出し、よどみなくゆるみなくハイテンポでステージを展開するところは、ずっとステージ、客と真剣勝負して、貫き、研ぎ澄ましてきたアプガのオンリーワンスタイル。

 

地下というか地底というか、に入り浸った目で見ると、それはあまりに次元が違い、ご立派で。シンプルに、ああ、いいな、これよ、こういうのが欲しいのよ、そう思わせてくれるライブ。…などと思うのは、やっぱり僕がPASSPO☆で育ってきたからなのだろうか。僕の中の正義がこのあたりに標準化されているからなのだろうか。

をたくも含めてとてもしっくりくる、フィットする、安心する。ここまで思うのだから、僕の育ちからして、彼女たちはどうしても良く見えてしまうのだろうな。しかたないね、戦国時代の数少ない生き残りがアプガだから。

 

最後の曲でかな、一瞬、新井のまぁなちゃんだったかな、マイクを横手に握っていて。ああ、と思ったよね。かつての戦友、PASSPO☆、ぱすぽ☆のCAスタイル。

全体的に、涙が出そうになった。いいものを見た。

 

・林愛夏

満を持してラスボス降臨。ベビレ時代とは髪色、髪形も変え、すっかりお姉さんになった愛夏。その細身の体から繰り出す、えげつない歌声。

ライオンキング出演、などといった元々の経歴からすれば、なぜアイドルをこんなに何年もやっていたのかわからないようなサラブレッド。そのサラブレッドが本来のステージで本気で取り組めば(もちろん、ベビレ時代に本気でなかったという意味ではない、きっとくそ真面目な愛夏さんはどこまでも誰よりも本気、ガチンコだったはずだ)こうなる、その当然の帰結をただ当たり前にステージ上で示しただけだったのだろう。

 

声量がそもそもえげつないのは当然なのだが、声質が良い。癖がなく、美しい歌声が実に素直に、すっと耳に入ってくる。

歌が上手い人は数多けれど、こう癖がない人は得難い。ただただ堪能させていただきました。

ミュージカル俳優ってのは、こういう怪物が数多く棲む世界なんだろうな、とも思ったけれど、きっとここまでとんでもなくても俳優で食える人は食えると思う。実際、ミュージカル俳優が全員が全員こうとんでもなく上手いというよりは、林愛夏がとんでもないということなのだと思う。

そうでないと俳優志望のアイドルさん、絶望してしまうよな、笑。

 

・サコツ

ダンススクールで出会った幼馴染、アイドルとして共に戦って、卒業して、そのあと、片方の主催イベントにもう片方を呼んで、それぞれの得意分野で共演する。

まきたさんの幼馴染が林愛夏で本当によかった。

かっこよく2曲やり、そして「サコツ1きょくめ」。サコツ、ツンツン。

これが2019年だ。これでにっこにこできるのはここまでまきたさんを追いかけてきた者の特権だと思うぜ。…ほかのをたく、どう見ていたのだろうね、笑。

 

・さいごに

まずはまあ、あのミルキーウェイから1年で、よくもまあこれだけ超絶進化させました、まきたさん、楽しかったぜ、おつかれ、と。

vol.1の後にはいろいろプラスもマイナスも感想を言った(主にさこよりはサコクラブのスタッフである、宮本さんらとの雑談だったかな)覚えがあるが、今回は正直、ご意見ってのはないものね。本当に楽しかった。

 

まだまだ続けていくようなので、今後はさらに教え子から離れる方向なのか、それとも教え子へ回帰していくのか、あるいは今回のようなミックス路線で進んでいくのか、そしていつ、教え子の一番星・ときめき♡宣伝部が登場するのか、ほかにも楽しみは尽きないわけで、この先も楽しませてもらえそうなわけで、うん、ありがたや、ありがたや。

あらためて、槙田紗子さん、支えたスタッフの皆さん、お疲れ様でした。大変楽しゅうございまきた。