そうそう、ギジェルモ・リゴンドーが年末に日本にやってくるんだって。
世界戦を、現東洋太平洋フェザーの王者・天笠尚しゃんとやるんだって。天笠しゃんは1つ落とすんだね。

って、どれだけ対戦相手に困ってるのよ。
仕方ないんだけれどさ、完全に自分は安全を確保したうえで戦うし、決して深追いしないし、KO狙わないし、そりゃあ受けないのもわかるけどさ。
でも、今、世界中で3本の指に入るテクニシャン、いや、世界一かもしれない、とにかく、そんなのが日本にやってくるなんてね。
派手な試合はしなくていい、また完璧に塩漬けにしてくれたら、手も足も出させずに完封してくれたら、それでいい。

・ファンタジープラネット アリスとシンデレラの冒険@六行会ホール

だいぶ感想が遅くなってしまった。
初日を見てきました。

片山さんと元スパガ・八坂沙織嬢のW主演な、とってもファンタジーな、読んで字の如くアリスとシンデレラな、
え、はーちゃん、アリスなんてやるの。
アリスゥゥウウウウウ?あ、それ、違う人か。
もう流石にあそこまで傷ついてまでこの世界に居る必要もないし、普通の幸せ見つけてほしい…だからそれ、違う人。

とある町の図書館、ぼろぼろになって読まれなくなったグリム童話、その中で悪役たちがより読まれる本になるため、そして悪役として扱われてきた積年の恨みを晴らすために反乱をおこし、王様が魔法で蛙に、プリンセスたちは話を書きかえられ窮地に追い込まれる。そこに別の本(大人になったアリスを描いた本)からアリスがやってきて、グリム童話と平和を取り戻すために滑稽な旅を…
なんて要約でいいんだろうか。まあ、そんな感じ。ハピネス☆キラk(ry

ファンタジーの世界を舞台にした二次創作。元の世界を取りもどすまでの旅程を、笑いあり涙あり、ダンスあり歌ありで描いて行く、正統派の娯楽作品。
そんな中でまあ、強気でうるさい片山アリス、あくまで清楚で美しい八坂シンデレラ、対象的な2人がとてもよろしくて。

片山アリス、個人的にはこういう我の強い、バッタバタした役は、身体の小ささやすばしこさと相まってハマり役だと思うのだけれど。
どうなんだろね、人によっては、単にうるせえなあ、と思った人もいたのかもw
ただ、僕としては、はーちゃんはとてもよく与えられた役を演じ切っていたというか、この場合、うるさいと思わせれば良くも悪くも勝ちだと思う。

八坂シンデレラ、身体の細さがシンデレラ衣装にベストマッチ。
声がとても高くて綺麗で、これは逆立ちしてもはーちゃんには出せない味だな、と。
歌もしっかりしていて、また見たいなと思わせる演技で、これもハマり役だったんでないかな。

あとは白雪姫役の石川えりなさん、途中、耳が聞こえなくなるという描写があるのだけれど、そこから目覚めた時の歌の、第一声の力強さと素直な美しさ。
本職、歌手なんだってね。それも納得の、一本芯の通った歌声でした。

こういう舞台を見ていると、世の中にはいくらでも踊れる人がいるんだなあと感心するのだけれど、その中でも今回は男性陣のアクロバティックなダンスが素晴らしかったね、体操選手なのかと錯覚するくらいの。

単純に見ていても、前回のはーちゃんの作品「リボンの騎士」に次いで面白かったし、はーちゃんはこれまでと違う一面を存分に見せながら、ところせましと駆け回りながらのびのびと歌うし、まあ楽しい空間でございました。

で、もう次の舞台が決まったみたいね。
もっとも、1回だけゲストでスポット参戦のようなのだけれど。
とにかく仕事が途切れないってのはありがたいことで。
いつまでもこんな幸せが続けばいいのだけれどね。
続くことだけを願っているし信じているよ、まだまだ5年、10年楽しませてもらわなくちゃならんのだからね。
ここから先は、純粋な娯楽なのだから。