よく、「競馬は血のスポーツだ」などといわれる。そしてそれはきっと事実だ。

人間たちの完全なる計画の下、厳格に管理されて交わり、生まれ、育ち、そして走る。


そんなこたあどうでもいい。

ただ、今日ばかりはその言葉を改めて噛みしめずにはいられなかった。


2001.5.27。東京優駿。ウイニングランで吠える、王者ジャングルポケット。

結局こいつは直線の長く広い東京以外では振るわなかった。その分、東京では本当に強かった、やんちゃ坊主。


そして2008.5.25。優駿牝馬。ウイニングランで吠える、女王トールポピー。

かのジャングルポケットの娘。

道中は中段待機、直線は中を強引にこじ開けて。

少しばかり、娘の方が器用かもしれない。阪神でも勝ってるし。それでも、直線で上を向いて吠えるあの姿は、暴れん坊だった頃の父親そっくりだった。


突然何を書き始めてるんだって、何を隠そう、俺はジャンポケファンだったのですよ。まあ、ファンというのもおこがましいくらいのウルトラ・ライト・ファンだったのだけれど。

だから今でも、ジャンポケの子だというだけで、その馬を10倍増しで見てしまう。

だからこそ今日は、思い出さずにはいられなかった、というお話。


横浜はなぜ、打たれるといい加減わかっているのだろうに、先発を早く代えてしまうのだろう。今日もウッドは6回88球、まだまだいけただろうに。

救援陣がまたまた試合ぶち壊し。

ウチの球団だって人のこと言ってる場合じゃないが、それにしても、こうも毎回同じパターンの繰り返しだと、ねえ。