ワカサギ釣りに魚探…もはやマストアイテムと化しており、使っている方も多いですよね。
昔は、ワカサギに魚探ってwwwって、鼻で笑われたモンですが…
しかしながら、持っていれば釣果を約束されるものでは無いのも皆さんご存知の通り。
なので、今日は魚探の違う楽しみ方のご紹介。
この画像だけを見て判断出来ることと言えば、
①水深が20.9mのハードボトム
②水深5〜10mに何かの反応がある
③水深19mより上のフィッシュマークはほぼ魚群
④赤い線の間の反応は、魚であってほしいが
⑤このポイントは上と下に赤い反応があり、駆け上がりの途中である可能性がある。
こんなところでしょうか。
さて、ここで魚探の別の楽しみ方、釣行後にしか出来ない、この情報を裏付ける作業をしてみましょう。
まず1番下の赤い反応をボトムとして考え、その水深の探知範囲を割り出す。水深に0.389を掛けるとその範囲を割り出せます。(TD-04の場合)
水深約21mで範囲は直径で約8.1m。その上の赤い線も同様に計算し、その交点を結ぶと、約14.5°の傾斜地であることが読み取れます。
撮影場所は先日のSPK、ご存知の通り、傾斜は14.5°どころでは無いので駆け上がりからは外れていることがわかりますね。ポイントの選択は間違えていないようです。
そして、実釣して分かったのが、ボトムでの入れ喰い…これを踏まえると、ボトムから水深17.5m付近に広がる赤以外の反応は、その大半がワカサギである、急激に上昇する反応は、何かに追われている可能性がある…と仮定することができるワケだ。
考えようによっては、探知範囲内に2m程の高さの岩や木等の障害物がある…とも考えられるが、前途の通り正解は目視以外の確認方法は無く、実際に釣りをする前に確実な判断など、まず不可能なのである。
ここまで書くと、魚探って本当に必要なのか?と思ってしまいますね。事実、魚影があっても喰わなかったり、また逆も然り。
しかしながら反応通りに釣れたり、この様に答え合わせとしての楽しみ方もあります。
持っているだけで、楽しみ方の幅は広がります。
この作業を繰り返しながら経験を積めば、或いはテントの引っ越しの頻度を減らせるかも…
購入に二の足を踏んでいる方々、高い安いはありますが、あってソンはありませんよ?www