楽しく食べる♪食楽-しょくがく
B型管理栄養士☆河田志保です
臨時休校中で時間があるからと
卵焼きの焼き比べ
私がやりなさいと言ったわけではなく
次男が作りたいと言いだし
味は大満足の様子
更に明日から高校受験だという長男までも
3人とも焼き方に性格が出ていて
次男は男らしく豪快な作り方をしたからか、ふわっとした大きめの卵焼きを作り、4人分だからと大きく4切れにカット。
娘は12切れにカット。
長男は弱火でじっくりゆっくり
次男の3倍くらいの時間をかけて丁寧に作り、8切れにカット。
みんなそれぞれに良さがあり、順位はつけないことにしました
そして
みんなで分別ゴミと燃えるゴミを出しに外へ
私が携帯を持ち歩くのを知っている長男が「貸して」と持って行き
写してきた写真が朝日と海
なんて素敵な景色
長男が写真を加工したものは絵葉書みたい。
長男は明日から入試です
こんなにゆったりまったりと
子どもたちと過ごせるのは
新型コロナウィルス騒動で臨時休校になったから。
悪いことばかりではないかも。
昨日は主人と娘と一緒に買い出しに行きました。
娘が満面の笑みで走り寄って来たかと思うと
「母さん!前に星のふを買ってたハートがあったよ!」
なんか変な日本語だなと思いながらも言いたいことはわかったので
ついて行ってみると
なんとまぁ
かなりカラフルな色のふ
でも可愛い
着色料たっぷりだな
と思ったものの
娘の嬉しそうな顔を見たら、買わないとは言えない…
「可愛いから母さん好きでしょ」
と
私を喜ばせようとする娘に
「凄い色じゃなぁ。(岡山弁わかります?標準語では「凄い色だね」と言うのかしら)でも、うちで使ってみようか。」と1つだけ購入。
食を楽しむことをモットーとしてますし
ここまでは良かった。
「母さん、わたしMドナルドのハンバーガー食べてみたい。」
その言葉を聞いた途端
娘の気持ちも聞かず頭ごなしに全否定してしまった私
Mドナルドは身体に悪い添加物がいっぱいらしいから、母さんは行きたくない。
おいおい自分勝手だな〜
カラフル〜なおふは買うことにしたじゃないか
その時の娘の表情が
あまりに寂しそうで
娘にはMドナルドのハンバーガーを食べた記憶がないから
1回くらい食べさせてあげても良かったか…と後悔するくらい
ネット上に上がってくる情報で
悪いと決めつけている私は
本当にバッサリと斬り捨ててしまい
家で作ろうよ
と提案するも
いらない。
うつむいて、ぽそっと呟く娘。
どうにも後悔が残り
「昨日どうして突然Mドナルドのハンバーガー食べたいって言ったの?」
と聞いてみました。
学校のお友達がみんな行ってて
中には何十回も行ったと自慢してくる子もいるらしく
1度食べてみたかった
と。
添加物なんて
今の時代全部排除するのは難しいこと。
よく噛んで食べて、しっかりお野菜食べて水分とって、きちんと流せる身体にしておけば良いことなのに
頭ごなしに却下したことをあやまりました。
そして
苦手なお野菜もう少し食べられるようになったら食べに行こう。
と
私が何故反対したかきちんと説明したら
娘に笑顔が戻りました
隣で聞いていた次男が
「Mドナルド自慢する人、恥ずかしいことだと思うで。」
と。
何度か食べたことのある次男の言葉は説得力があり
娘も話を聞いていました。
そして最後に私が
今度食べてみようね。
でも
手作りの料理を毎日食べさせてもらえるって、自慢していいことだよ〜
と言ってみました。
納得したかどうかはわかりませんが
とても良い表情をしていました。
これもゆっくり向き合う時間があったからこそ。
今までみたいに時間に追われていたら
私はイライラしていただけだったと思います。
あれはダメ、それはダメ
ではなく
それを食べるならこれも食べてね。
それでこそ楽しく食べて心が満たされ、健康にもなれるんだ
と気づかされました。
世間で悪いと言われるものを食べている人を悪い人という目で見るほうが
心が貧しくなるかも…と私は思います。
自分が食べない選択をするのは良し
良いものを選択できる力を我が子に伝えるのも良し
けれど
経験もさせず、強制するのは違うかなと気づきました。
私個人の見解です。
私だってたまにはコンビニスイーツを楽しむ
あれだって添加物いっぱい
自分のことを棚にあげてはいけませぬ
あーまた長くなった。
暇だからな
読んでくれた皆様
ありがとう