朝から重いタイトルですみません。


昨日の夜、帰宅途中に車にひかれた猫をみつけ、どうしたら

いいかと、相談の電話がありました。


場所は世田谷区の道路で、まだ体温の残るひかれたばかり

の状態で、とりあえずまたひかれないように、車の通らない

街路樹のところに移動させたと。


ネットで調べ、動物の死体を回収している世田谷区の清掃

事務所に朝一番に私が電話することになりました。

(猫ちゃんはそのまま街路樹のところに)


住所を伝えたところ「既に他に2件、同じ住所で猫の死体回

収の依頼がきています」とのこと。


回収後、ゴミのように扱われないか心配になり、電話に出た

おじさんに聞きました。


「回収後、動物死体処理業者が週2回死体を引き取りにき

ているので引き渡し、火葬・埋葬されます。それまではこち

らで冷凍保存しています」との回答。


とても感じのいい方で、納得のいく説明してもらえました。


費用についても聞いてみましたが、飼い猫か野良猫かによ

って異なり、飼い主がいない猫の場合の費用は東京都に

請求しているそうです。


今回の場合もこちらに該当するので、回収依頼者に費用は

かからないとのこと。世田谷区のホームページにも以下の

記載がありました。


世田谷区 動物の死体処理

家庭で飼われていた犬や猫等の動物死体は、飼主が処理

することになっています。飼主等が不明の動物死体は、土

地又は建物の占有者が自らの責任で適正に処理してくだ

さい。処理できないときは、届出により有料(2600円)で清掃

事務所が引き取ります。(ただし25kg未満に限ります。)

清掃事務所で収集した動物死体はその後、動物死体処理

業者に引渡し、火葬・埋葬処理を行います。
お参りに行きたい方は

犬猫墓地(延命地蔵尊) 川崎市麻生区王禅寺1183


都内でも地域によっては異なる場合があります。

また、死体のあった場所(私有地、区道、河川等)によって

も連絡先が異なる場合があります。ご注意ください。


動物の死体をみつけても、見るのはつらいし、状態が悪くな

くてもどうしていいかわからないから…という理由で放置さ

れていること、多いですよね…。

私自身、その場を去ってしまったこと、何度もあります。


今回の件で、動物の死体処理がどのように行われているか

を知り、今後、自分がその状況になったときにどうしたらいい

のかがわかりました。


車にひかれてしまったのは大人の猫ちゃんだったそうです。

太っていたと言っていたので、飼われていたかもしれないし

野良猫でエサをもらっていたのかもしれません。


接することはなかったけど、猫ちゃんの冥福を祈ります。