これまた昔。
わたくしがまだまだ沖縄で青春時代を過ごしていた頃、
我が家では毎週末、家族総出での魚捌き大会が開催されてました。
というのも
海好きな私の父はダイビングやら釣りやらで年間を通して海にお出かけ。
帰宅の際には赤やらエメラルドグリーンの魚たちを
クーラーボックスいっぱいに持ち帰ってくるから。
ウロコをはがし、内臓をとり、3枚におろす。
とにかく保存できる状態まで。
『こんなに持って帰ってきても食べられないでしょ。』
なんて母に愚痴をいわれているのを聞きながらの毎週末のイベントでした。
キッチンはもちろんのこと、風呂場までもにまな板を出し、
とにかく無言で捌きまくります。
小学生の頃とかは20センチ位のグルクンなどがメインなんですが、
中学生、高校生とかになると名前もわからんが、捌き方、シメ方は知ってるぜ。って
でっかい物までやっつけられるように。
で、やっぱり幼い頃からやり慣れてきたこと。
スーパーで海にいる形の魚をみるとなんだかやる気になっちゃうんですよ。
とはいっても、やっぱり都内の一人暮らし。
燃え上がってもできない事あるってわかってます。(食べられない量だしねー)
だから今回はギリギリのやつでのお楽しみ。
かわいいかわいい、ちっちゃなアジ。
をー、うきうきで捌き、
で、粉をまぶして唐揚げにし、南蛮漬けにするつもりが…
がまんできずに
キッチンでビールとともに食べちゃいました。
おいしいですねーアジ。
でもなあ。
たまにはさばきたいなー。でっかいやつ。