皆様、おはようございます。

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ついに本日。きなこが膀胱結石摘出手術を受ける日を迎えましたあしあと

父の手術の時より緊張している自分がいます不安


予約投稿ですが、今後の記録のために、きなこが手術に至るまでのお話を残させていただきます。


  膀胱結石摘出手術を決めた理由

今年になってから、きなこが尿道閉塞(おチッチが出なくなる命に関わる怖い病気です)を立て続けに3度も起こしたこと、そして頻繁に血尿を繰り返すようになったことが手術決断の理由です。

石が悪さをしなければ、経過観察することも十分ありえるそうなのですが、きなこは血尿を繰り返し、尿道閉塞も起こしていたので手術の話が出ました。

きなこの膀胱内には、エコーで確認できる範囲で5~6個もの結石がありました。

膀胱結石の種類には、ストルバイト結石(療法食等で溶ける可能性がある石)、シュウ酸カルシウム結石(何をしても溶けない石)がありますが、どちらが膀胱内にあるかは、療法食を試して石が小さくなるかどうかで、ある程度は判断できます。
大きくなりすぎると療法食も効かなくなるので、お腹から取り出さないと分かりません。

  飼い主の反省⋯

きなこは今年に入ってから真っ赤な血尿を5回はしたと思います。目に見えない潜血尿は数え切れないほどありますが、尿中にストルバイトが出たり消えたりを繰り返していたので、まさか結石になっているとは思いもしませんでした。
でも、よく考えれば尿検査で採取する尿は、あくまで膀胱内の尿の一部。
膀胱内にある大きな石の有無までは、尿検査ではわかりませんから、完全に確認するには、もっと早くからエコーやレントゲンをとるべきでした⋯。
そして飼い主である私たちが「念の為に検診を兼ねてエコーやレントゲンでも診て欲しい」ときちんと病院側に言わないとダメです。
特に、きなこみたいに、ストルバイトが尿中に出たり消えたりする子は要注意。
人間もそうですけど、病院側はあくまで患者か訴えている症状に対して、原因を突き止めるために検査を行うので、症状が出てない事に対して、率先して検査をしようとは、病院側からは滅多に提案はしてくださいません。
ましてや、健康診断のような予防的観点からの検査は保険もききませんから、治療費もお高くなります。
先生方も、むやみやたらに検査を勧めないのは、飼い主側の財政面も考慮されているのだと思います。血液検査で検査項目を1つ追加するだけで数千円は余分にかかりますから。エコーやレントゲンも両方やれば万単位です。
だからこそ、飼い主の私から先生に提案するべきでした。もう少し早く見つけてあげられていたら手術しなくても済んだかもしれないのに⋯と申し訳なく思っています悲しい

  手術前日までのきなこの様子

赤い血尿をして熱を出したのが10月前半。

そこから5日ほど連続通院して点滴をしてもらいました。

その後、熱も下がってきて良かったと思った矢先、また真っ赤な血尿。

その日はまた点滴をしてもらい、手術まで朝晩のトランサミンを飲ませました。

1度だけ嘔吐したので、ファモチジンも2日ほど使用しました。


  直近のきなこの食欲

きなこは朝に12g、夜に11g、ヒルズのCDという療法食と、下部尿路に配慮した総合栄養食を少し混ぜてあげています。療法食だけだと食べなくなってしまったのです。

もう子猫の頃から食べてるので飽きますよね。

食欲は、ある日とない日が波のようにあって、まずは普通にご飯を出してみると、2gくらい食べて興味なさげにどこかへ行きます泣き笑い

その後で鶏ササミやレバーのふりかけをかけてあげると、どこからともなく現れてあんぐり半分くらい食べます。

ここまでの間で約2時間かかってます(笑)

猫さんはちょこちょこ食べる習性がありますが、きなこは顕著ですね。

子猫の頃から食が細くて、太ってくれないと避妊手術できない!と慌ててカリカリを粉々にして食べさせたことがありました。

そうすると食べてくれる確率があがるんです。

その時の名残なのか?

食べ残したやつをトンカチ(ミルサーがないので、袋に入れてトントンと叩きますアセアセ)で少し粗めの粉にしてあげると、その音を聞きつけて、またまたどこからともなく現れては完食。

⋯なんでしょうね?これ泣き笑い

こんな猫さん、他にもいますでしょうか?


  手術に際しての注意事項

手術前日29日の夜20時以降は絶食で、お水は当日30日の朝8時までOKでした。

手術日数日前の26日からは、今まで服用していたプレドニゾロン(ステロイド)は中止です。

ただ、血尿が復活するといけないので、先生にお電話で聞いて、トランサミンは手術日前日の夜まで飲ませました。

吐き気止めのファモチジンは使うことはなかったけれど(これ、きなこが飲むのをすごく嫌がるんです。苦いのかもしれません)飲ませても良いそうです。


  手術の日までにやることや持ち物

うちの病院だけではないと思いますがわ、院内感染予防の観点から

・1年以内にワクチン接種を済ませる。他院で受けた場合は接種証明書を出す。

・入院数日前にノミ取り薬(フィプロスポットプラス猫用)を肩甲骨あたりにやる。

この2点を入院日までに済ませないといけません。

きなこは一年に一度はワクチン接種をしており、今年も6月に打っていたので問題なし。

ノミ取り薬も初めてだったのですが(室内猫だからとやった事がなかったのですが、歳をとると免疫力も落ちるので、これを機にやった方がいいか手術後に確認します)嫌がらずに終了。

YouTubeでやり方を勉強させてもらいましたが、猫さんが暴れる動画しかなかったので内心ビビってましたが、いい子ちゃんでした。


持ち物は

・お家の匂いがついた毛布

・療法食、おやつ

・自分の匂いがついてる使用済トイレの砂

この3点でした。

帰宅後はエリザベスカラーをしてもらいたいので買っておいてくださいと言われたので昔使っていたやつを洗っておきました。


  頑張れ、きなこ!

以上で記録は終わりです。

この記事が投稿がされてる頃には、きなこを病院へ連れていくために移動していると思います。

きなちゃん、頑張ってきてね悲しい
心配しかありませんが、お医者様を信じてお願いするのみ!
私が堂々としてないと、きなこに心配かけますからねニコニコ

それでは、我が家の記録記事にも関わらず、最後までお読みいただきました皆様、本当にありがとうございましたニコニコ
また退院したら、簡単に記録に残しますのでおつき合いくださると嬉しいです。

では、行ってきます~あしあとあしあとあしあと