宮田村は一度、昭和29年に駒ヶ根市と合併して駒ヶ根市になっています。

このことを議会が承認したのですが、村の人たちとの十分なコンセンサスが取れていなかったのか、

怒った村人たちがむしろ旗を立てて大行進をし駒ヶ根市役所を包囲したといいます。

そして昭和31年に駒ヶ根市から分村して宮田村に戻ったのです。

私は、この話を会員さんたちから何度も聞いていましたし、宮田村史を読んで勉強もしていました。

 

 

村の合併と商工会の合併は別のものですが、おそらく商工会員の多くが商工会の合併に反対するだろうと思いました。

ならば、合併するしかない商工会にしてはいけないと考えたのです。独立してやっていける強い商工会を作ったうえで、合併の是非を問うべきなのです。

 

私は収益事業を意識的にPRしましたが、そればかりやったのではありません。

事業の拡大、職員数の増加、村人や周辺への広報などでも随分思い切ったことをやりましたので、だんだん紹介していきたいと思います。