前回の記事で収益事業のことを書きました。
パソコン教室事業(宮田ビジネス学院)、旅行業事業(みやだ旅サロン)のような、全国初の先進的な事業を盛んにPRしたのですが、収益事業ばかりやっていたのではありませんし、平成12年からいきなり始めたのでもありません。
スタートは平成10年でした。中心になっていた先輩指導員が退職されて、補充されたのが私よりずっと若い方だったこと、上司の事務局長が何度も交代されていたことなどから、私の意見が通りやすくなったのです。
それまでは意見を出しても通らなかったので、やる気をなくして夜はパチンコ三昧だったのですが、「よお~~し」てなもんで、これまで考えていてできなかったことを次々実行に移しました。
一つは、毎年5月下旬に開催していた総会を4月半ばに開いて、新年度すぐに新規事業に取り組めるようにしたこと、総会資料も、それまでは30ページ弱だったものを100ページ以上にしてアピールしたこと、商工会報を作ってFAXで全会員に送ることもこの頃始めました。
財政に関しては、商工会費の大幅増額、研修会の有料化、記帳機械化や決算指導の値上げなども提案しました。しかし、これら値上げは通りませんでしたね。