コミュニケーション
強化月間！＾＾
※関連記事再アップ！
セッション三昧の１日でした。
その継続の方とのセッションの中で出てきたお話。
今日は『正論』をよく話す人へ向けて。
（そしてそんな人は大体、完璧主義。）
「あなたの言うことは正論なんだけどね、、」
そう言われた事はありませんか？
もしくは周りに正論ばかり話して
自分の意見を自分のものとして言わない人はいませんか？
正論ってなんでしょうか。
｀正しさ｀は人それぞれに違うけれど、
「一般的に」「多くの人が」正しいと思うこと
だと思います。
辞書には【道理にかなった正しい意見や議論】と。
「普通はこうするものだ」
「常識的に考えたら」
「こうするのが当たり前でしょ」
こんな言葉が出てくるのが正論です。
そして正論は、誰もが正しいことを知っていて
それを言われた人は何も言い返せなくなります。
だから正論を言う人は
意識的でも無意識でもそれを知っていて
自分の意見と絡めて正論を伝えるわけです。
でもそういう人って実は、
「自分はこう思うんだ」という
純粋な自分の意見だけを伝える事が出来ないんです。
例えばそのクライアントさんは、
旦那さんに対して「家事は協力するもの」と
強く主張して喧嘩していたけれど、
自分のわがままに関しては言えなかった。
例えば家事を休むにしても、
「病気になったから」
「１週間のうち６日は頑張ったから」
と理由がなければ休めなかった。
だから自分は家事を中々休めないし
旦那さんにも厳しく家事をしてるか管理するしで
二人とも苦しい状態。
もう無理かも、、と思う事も。
昨日の記事『自分をもう少し緩めてみませんか？』
で書いたように、
まずこのクライアントさんはどれだけわがままでもいいので
「私はこうしたいんだ」と正当な理由なく伝えたり
そのしたい事をやれるようになる練習が必要なんです。
でもそれって実はすごく勇気がいります。
なぜなら、
自分だけの意見だとどう突っ込まれるかわからない。
「違うじゃん」と言われるかもしれない。
そんな丸裸の状態なんですね。
だから自分の意見を自分の意見として純粋に伝える事は
相手に何も守っていないそのままの自分を見せる事になる。
弱みを見せているのと同じように感じる人もいるんです。
だってそのままの自分を見せて
それを受け入れてもらえなかったら、、
すごく傷つきますよね。
でも反対されたってそれは相手の価値観なだけ。
自分が感じる事は自分にとっては正しいのだから、
そこは傷つく必要は本当はないんです。
あなたはそう思うんだね。
でも私はこう思うんだよ。
そう思えばいいだけ。
歩み寄りたり人なら、そこからすり合わせをすればいい。
そして実は正論を伝えるより、
自分の感情として伝えた方が
相手には伝わりやすいんです。
昔私も正論をよく言いました。
当時付き合ってた彼と別れる時、
「祥子の言うことは正論なんだよね。
でももっと感情でぶつかって欲しかった。」
と言われた事があります。
今では正論は全く言わなくなりました。
不完全な自分を自分で受け入れて
出来ないことは無理せず認めて手放し
外側を守る必要がなくなったからです。
旦那さんと喧嘩した時も、
「理不尽なことはわかってる。
でも嫌なものは嫌なんだ！ごめん！」と
謝りながら伝えます。
そうすると旦那さんも逆に言い返せず
「祥子がそう思うなら仕方ない」と
受け入れてくれます。
昔、正論で責めた時は反撃がすごかったけれど（笑）
だから正論以外で自分の意見を言えなかった人は
一度理不尽でも自分の感情として
相手に伝えてみてください。
「それは理不尽だろ」と最初は言われても
そのあとの話し合いがずっとシンプルになって
ありのままの自分で居やすくなりますから＾＾
祥子
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◆双葉祥子プロフィール◆
幼い頃から感受性が強く、ダンス・舞台と芸術方面へ進む。
15年、延べ四万人の前で表現活動を行う。
舞台引退後、産業カウンセラーの資格を取得し、フリーで起業。
心のマイナスからゼロへの相談を得意とし、１年で200名以上の女性をセッション。
その効果には定評があり、口コミでの紹介が多い。
現在はカウンセリングのイメージをもっと気軽に
頑張っている女性こそが自分磨きの為に受けるものにしたいと、
発信や活動を続けている。
2016年2月〜現在まで
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etc..