今年干支 | かわやのおじさんのブログ

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本職は電気技術者ですが、革小物「syokocollection」を還暦を過ぎてから始めました。
死ぬまで勉強できそうです。

ことしも、がんばります。よろしく。

さっそく今年の干支「とり」を作りました。

いろいろの中で、ポルトガルの国鳥「ガロ」で挑戦です。

「ガロ」は、奇跡の鳥・幸せを呼ぶ鳥として大切にされています。

バルセロスの雄鶏伝説> 
スペインの聖地サンチャゴ・コンポステーラに向かう巡礼が、この町を通りがかった時に無実の罪を着せられてしまいました。
巡礼は縛り首にされる事になりましたが、刑を執行される前に裁判官の家へ連れて行って欲しいと頼みました。
食事中の裁判官の家を訪れた巡礼は、テーブルの上の鶏の丸焼きを指さし、
「私が無実であると言う証拠に、刑が執行される時、その雄鶏が鳴くだろう」
と言いました。
果たして、その巡礼の刑がまさに執行されようとした時
こんがりと焼けた雄鶏は皿の上にすっくと立ち上がると
「ケッコーコケッコ、コリャケッコォ~~~」と(言ったかどうかは...)
高らかな雄叫びを上げたのです。
無事釈放された巡礼が再びこの町を訪れた時、聖母マリアとサンチャゴに感謝を捧げる十字架を建てたのでした。
この時の十字架だと言われる物が、今でも町の考古学博物館に建っています。

伝説のように縁起がいいので、写真のチャームとストラップをかなり買って頂いています。