若かりし頃、まだまだよくわかっていなかった頃
その時わたしは赤ちゃんを抱いて
秋物の生地で裾が少し幅広のダブルのワイドパンツをはいて
10センチのピンヒールの靴をはいて
駅の階段を降りていました。
もう、怖さ満載でしょう。
格好ばかりで、何も考えていませんでした。
駅の階段を降りている途中、ピンヒールがダブルの裾に引っかかりました。
(あっ!ダメだ!こける!怪我する!赤ちゃんを守らないと!)
一瞬の間にパッと思いました。
でも、次の瞬間、普通に階段を降りられたのです!
えっ?なんで?
不思議に思い裾を見たら…
なんと、まるでナイフかハサミで切ったかのように、スパッと破れていました!
ワイドパンツの生地は厚く、いくらピンヒールだとはいえ、ハサミではありませんので、そんな簡単に切れるものではありません。
でも、切れていたのです。
神様が守ってくれたんだな〜と思いました。
わたしと赤ちゃんは無事でした。
見えないけど、神様の存在を実感した出来事でした