この作業工程を見て頂けると
やり甲斐があります。
審査もそうなのですが
印材がどうとか布字や転写を
どうしたとか
刻し方などほぼ関知しません。


紙に捺して釈文落款書き
絵的にどうか?
ほぼそれだけなのが現実です。


やってる本人が
創作の過程にこだわって
工夫して楽しんでなけりゃ
やる意味無いですね!
この色々な途中が面白いんです。



六面印の第1面
直線的な画を印刀の刃先を利用して
傾かない様に気をつけて筋目を付け
点画は刃先の角で筋目を付けます
点画の場合は印材に当たっている
刃先と逆の刃先の角に
左手の親指などを添えて
ブレーキをかけながら
滑らない様に注意する。
ひと通り筋目が入ったら
周りの点画との間隔を印影と見比べ
ながら少しずつ広げましす。
直線的になる様に意識して
画の接合部は未だ軽く
起筆収筆のところもとりあえず
自然しておきます。
なっちまったところは仕方がない
いちいち気にせずに進めましょう。
未だ粗彫りなので太くし過ぎない程度でやめて縁の線をグルリと囲む。


この程度でやめておきます。