今日はこちら東京国立博物館に
行ってきました。
篆刻の軌跡
私たち書印会も小林斗盦先生の流れ
師匠の池田樵舟先生も斗盦先生に
つかれていました。
今日は池田先生含む書印会メンバー
6人で参観。
斗盦先生生前1998年の個展と
当然ながら重複作品が有りましたが
図録の印象より実際の印影は
強さや生き生きとした迫力を
感じました。
何よりも印材が多く展示されていて
これまた印影からは想像出来ない
浅く綺麗な彫りで意外な感じでした。
斗盦先生は矩形、楕円や変形の
印もいにしえの物を研究して作品化
されてますが
どうやって布字したのか印材を
どう使ったのか大変参考になりました。
印材と印影の実物で何よりも
良かったのはやはり甲骨、金文、封泥
金属に直接鏨で彫りつけた風合いやら
多種多様で観てて面白いさが有ります。
書もそうですが篆刻も
観てもらえて面白いなと更に興味を
持ってもらえなきゃ展覧する意味が
無いとつくづく思います。
逆に1998年の個展の図録で
イイなと思い続けていた作品は
実際の印影を観てインパクトが
無かったり…
捺し方や拡大縮小で全く印象が変わる
…色々勉強になりました。
面白い作品、目立つ作品と言うの
普通の印影とは違った感じ
研究してみましょう。
抱神