ルイージ日記

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私の備忘録

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読売ジャイアンツの選手3名が野球賭博に関与していましたが、この件をこの3名で収束させることは無理でしょう。他球団へ飛び火する可能性も十分考えられるところです。


評論家の伊原氏が、即時にこの3名を解雇せよと息巻いていましたが、今解雇してしまうとNPBの調査権限が及ばなくなってしまうのではないでしょうか。だとしたら、まだ解雇は時期尚早であって、もう少し様子を見ておいた方がいいということになります。


今回の件は選手個人の問題であって球団は関係ないという見方もあるようですけども、ジャイアンツには一体何名の選手がいるのか。少なくとも3名の選手が野球賭博に関与してるというのは結構な割合を占めると思われますので、ジャイアンツはお咎めなしというのはおかしいでしょう。旭化成だってどこだって、一部の人間の不届き者の責任は果たすものです。


野球賭博に関連して、賭け麻雀やパチンコはいいのかという話もあるようですが、当然ダメに決まってます。賭博は刑法犯にあたりますから。パチンコが公然となされているのは警察の怠慢であって、別に許されているわけではありません。


なんでもそうですが、原理原則は守りたいものです。


まずは、賭博自体が責められるべきなのです。そして、野球賭博は、賭博に加えて、八百長の疑いが出てきます。これは野球会に対する信頼を失墜させるわけですが、要するに、ジャイアンツの3選手は、賭博および信用失墜と二重に罪を犯しているのです。


この点で、伊原氏が、ギャンブル自体を否定したことには大賛成です。


「野球選手は野球賭博だけはやってはならない」というのは、倫理観としては正しいですけども、ただしくは、「すべての国民は賭博をしてはならない」のはずです。


もちろん賭け麻雀は現実に行われていますし、パチンコ屋はどこの街にもあります。しかし、これらは「悪いこと」として存在してるのであって、別に許されているものではありません。


「悪いことを敢えてやる」という楽しさは、私も理解できますけども、やって当然だという態度にはまったく首肯できないわけです。