むかしむかし。
と、言っても約20年ほど前の事。
ある所に、大人しい性格でクラスでもほとんど目立たない一人の男の子がいました。
しかし、その目立たない男の子が、年に数回だけ目立つ機会がありました。
それは、
・1学期始めに体育で行われる50m走測定
・運動会
・マラソン大会
そう。
彼は、足だけは速かったのです。
そんな彼には、一つの悩みがありました。
周囲のクラスメイトたちは、将来、「サッカー選手になりたい」や「プロ野球選手になりたい」と夢を語ります。
しかし、当時の彼は「陸上競技」をいう存在を知らなかったため、
「かけっこの選手なんて、ないやろうなあ。」
と、自らの特技を夢に持つ事が出来なかったのです。
そんな時、彼の前に大スターが現れました。
そのスターの名は、カール・ルイス。
元世界記録保持者の大スターです。
彼の存在によって、少年は「陸上競技」という、かけっこの選手になれる、という夢を語る事が出来るようになったのです。
その日から、彼はとても陸上競技に興味を持ちました。
カール・ルイスvsベン・ジョンソンの対決を固唾を飲んで観たり、フローレンス・ジョイナーの姿に観たり・・・。
もちろん彼は、より走る事が大好きになりました。
少年は、自分では全く意識していなかったのですが、家庭訪問の時、担任の先生が、母にこう告げたそうです。
「あの子は走っている時、必ず笑いながら走っているんです。その時が最高の笑顔なんです。彼の走る姿を温かく見守ってあげてください」
と。
少年にとって、走る、という事は、最大の喜びだったのです。
彼は、走るのが得意と言っても、あくまで学生上位で、1番ではありませんでした。
しかし、カール・ルイスとの出会いからは、走る事がますます楽しくなり、気が付けば学年1番にまで成長しました。
僕は陸上競技の選手になるんだ。
そう誓った彼は、小学高から始まる週1回のクラブ活動でも陸上競技部を選択。
中学入学時も、入学式の翌日という早さで入部。
陸上競技を教えてくれて憧れの存在となったカール・ルイスと同様、100mと走り幅跳びの選手として、本格的に選手としての道を歩み出しました。
が!?
ここでまた、大きな事実を知ってしまったのです。
陸上競技はあくまでアマチュアスポーツ。
それで生計を立てる事はもちろん、大勢の選手は大学卒業と共に引退してしまうのです。
ここで再び、夢が打ち崩されました。
更に中学でも、学内トップなのだから、市の大会でも勝てると思いきや、予選落ち。
所詮、小山の大将に過ぎなかったのです。
競技者としても、挫折を味わう事になりました。
その後、3種競技に挑戦したり、中長距離にも挑戦するも、結果は出ず。
唯一ある程度の結果が残せたのは、高校から始め、最終的に落ち着いた三段跳び。
なんとか、都道府県内のベスト8に残るまでの成績は残せました。
選手として形成は立てられなくてもいい。
ただ、走る事が、跳ぶ事が好きなだけなんだ。
仲間にも大変恵まれ、それだけの思いで約10年の競技生活を終えました。
その後、現在の最先端とも言えるWeb業界に就職。
忙しい日が続き、走る機会はほぼなくなってしまいました。
スポーツマン体系だった身体も、今では陸上をやっていた事を伝えると「投擲?」と言われるような体系に。
しかし、少年にとって、陸上競技によって得られた事は、山のようにあります。
感謝してもしきれないくらいあります。
そこで少年は考えました。
「この陸上競技に恩返し出来ないものか?」
少年は、Webという業界に属し、それを活用する事によって、全く無名な人でも陸上競技会の著名人と連絡を取り合う事が出来る手段がある事を知っています。
また、これまでより容易に、情報を世間に公開する事が可能になっている事も知っています。
これらの知識を活かし、恩返しをしたい!
自らのように、陸上競技がアマチュアスポーツと知って断念してしまうような姿は見たくない!
自分のように、笑顔で駆け抜ける少年を、この日本に沢山作りたい!
今はもう少年ではない。
青年になった彼に、今、新しい夢が生まれました。
今から、その夢に向かって走り出します!!
すべての陸上競技者の夢を共に!!
ご賛同いただける方。
随時募集させていただきますので、メッセージいただけると幸いです。
一緒に陸上競技を変えて行きましょう!!
