子供の時、友達がうんこふんだらみんなは何て言いよった?
エンガチョ~!
が一般的らしいけど、お俺の地元では
てんち~!
だったね。
穢れから身を守るための結界を張る呪文、【てんち】
うんこを踏んで穢れてしまった者は、早くその穢れを誰かに擦り付けて禊をせねばならん。
しかし、てんちを唱えたからと言って、安心してはならん。うんこの穢れは、自分の所有物にも移ってしまう。
バ~リア!
そう、結界を物にまで広げることのできる呪文、【バリア】を唱えるんだ!あ、俺の自転車が危ない!!
地球全体バ~リア!!
そう、これでもう、大丈夫だ。何人たりとも俺を穢す事はできん。
・・・というような遊びをよくやってた訳やけどもね。コレがイジメに繋がるからやめなさいっていよった先生もおったけど、俺はこの遊びって、良いことやと思う。うんこを踏んだことによって発生したいやーなき持ちをみんなになすりつけるという【儀式】によって、軽減されていって、しまいには無かったことになるからね。精神衛生上、かなり良いんじゃなかろうか?
唱玄要妄集 には、現代人の視点からみたら一見「ばからしい」と思われるような事も書かれている。でも、よく吟味してみると不条理な存在である自然(この「自然」という言葉が意味するところが何なのか、最近わからなくなってきているのだけれど)との付き合い方を示唆しているような気もするんよね。
多分、唱玄さん
は【儀式という名の演劇】を作りたかったんだろう。
人生の大先輩にそこら辺を教えてもらいます。
