





23日(水)にCWコースで6ハロン83.6-67.3-52.6-39.1-12.7を単走で直線強目に追い切りました。「今週の追い切りも障害を軽く飛ばしてからCWコースへ。後肢の脈の速度は安定していて左右でもう違いがありませんし、負傷した爪の状態も熱感など無く落ち着いています。最終追いに跨った森騎手は『無駄な動作をしなくなった分、前走時より飛越が上達しています。長目からの追い切りでも特に後肢を気にしている様子はなく、今週走れる状態にありますね』と話していました。あくまで状態次第でと慎重に進めてきましたが、追い切った後も特にダメージは見られませんので、このままレースに向かって問題ないでしょう。栗東トレセンをさきほど出発し、東京競馬場で明日スクーリングを行う予定です。今回も平常心でレースに臨むことができれば、良い競馬になると期待しています」(斉藤崇史調教師)


20日(日)に坂路コースで4ハロン61.9-43.5-26.4-12.5を単走で末一杯に追われ、23日(水)にも坂路コースで4ハロン56.5-40.0-25.5-12.8を単走で一杯に追い切りました。「終い重点の内容とはいえ、最終追いでは鋭い反応を見せて伸び脚上々。週末の稽古でも動きが良かったですし、状態面に関しての不安はありません。ただ、食べたものが実にならない現状で、飼い葉食いは安定しているものの馬体重が横ばいを推移しています。このままなるべくイライラさせずに、精神面を落ち着かせてレース当日まで持っていきたいですね。ペースや展開に左右されることはあっても、松若騎手には今回も終い勝負のつもりで乗ってもらいます」(渡辺薫彦調教師)


在厩場所:美浦トレセン
調教内容:南Wコースで23日に時計
次走予定:5月27日の東京・日本ダービー(GⅠ)〔池添謙一〕
大竹正博調教師「23日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。池添騎手には特段こちらから具体的な指示は出さず、どれくらいの強さでやるかは鞍上の感触に任せました。道中はブラストワンピースが追走し、直線で内に入れて仕掛けられると、グッと脚を伸ばして最後は一馬身ほど先着しています。動きは良かったですし、22日の計測では馬体重が前走時と比べてまだ19㎏重かったですが、今回も終いまでしっかりやってもらいましたから、ちょうどいい体付きで出走できるのではという感触を持っています。ここまで攻めの姿勢を貫きつつも毎日のケアは十分に行い、順調に思い描いていた通りのメニューを消化することが出来ました。相手はまた一段強くなりますが、これまでいつも想像以上の走りをして結果を残してくれましたし、今回もこちらが驚くような走りを期待しています」
池添謙一騎手「23日の追い切りに跨らせていただきました。道中は相手のすぐ後ろにつけて追走していき、追い出しに掛かるとしっかり反応してくれましたし、抜け出してからは最後まで気を抜かせないように強めに追っておきました。先週しっかりと負荷を掛けた調教を消化したことで、馬体が締まって良くなっているように感じましたし、今週の追い切り後から本番までにまだ良くなりそうな気配を感じています。前走時はゲート内で前掻きをするようなところがありましたので、追い切り後はゲート練習も行いましたが、少しフワッとするところがあったものの、大きな問題はありませんでした。レースを経験する毎に馬がどんどん成長してくれていて、今回もいい状態で挑めるのではないかという感触を持っています。あとはレースまでの数日間を何事もなく過ごし、無事に本番を迎えてもらいたいですし、ブラストワンピースには自分自身とても思い入れがありますから、一緒にいいレースをして結果を残したいですね」


