2021年4月7 日 健康情報396 高血圧12 歩くと血管が軟らかくなる
健康情報388 高血圧4 血圧に関する書籍の紹介2
石原結實著 高血圧の9割は「脚」で下がる!
https://ameblo.jp/syogai1/entry-12664539055.html
を紹介しました。
この書籍の78~79ページの「歩くと血管が軟らかくなる」の概要を紹介します。
・歩くと血行が良くなり、血管の内皮細胞から一酸化窒素など、血管を軟らかく物質の分泌が多くなる。
・結果、全身の動脈の硬化や高血圧を防ぎ改善する。
・「人は血管と共に老いる」(オスラ―博士)と言われるように「血管が硬くなる」=「動脈硬化」により、血液の循環が悪くなる。
・よって、全身60兆個の細胞に必要な栄養素、水分、酸素が十分に供給されなくなってしまう。
・また、60兆個の細胞から排泄される老廃物が十分に回収されずに、細胞内に残ることが、老化の最大の原因である。
・よって、歩くことで血管が軟らかくなると血流がよくなり、血圧も正常に保たれる。
●血管を柔らかくするカギ「一酸化窒素(NO)」・・・ネット情報
血管を柔らかくするカギ「一酸化窒素(NO)」:運動すると分泌される、血管老化を防…|NIKKEI STYLE
・運動には、血管を柔らかくする効果も期待できます。そのカギを握る存在が「一酸化窒素(NO)」です。NOは、血管の内皮細胞から放出される物質で、血管を拡張してしなやかにして、血圧を安定させてくれます。NOは、血管を若く保ち、動脈硬化を防ぐ作用があるのです。
・NOをたくさん放出できれば、血圧が下がり、血管も柔らかくなる――。この効果を狙うなら、適度な運動がお勧めです。NOは、運動によって血流が増えると多く放出されるからです。
・「運動をすると、血液循環が良くなり、上の血圧(収縮期)が上がり、下の血圧(拡張期)が下がります。このように上の血圧と下の血圧の差(脈圧)が大きくなると、血液が波打って運ばれるようになります。その波打つ動きによって、血管内膜にある内皮細胞が刺激されて一酸化窒素・が増加するのです」