健康情報395 高血圧11  降圧剤で、認知症になる危険 | NPO法人生涯青春の会

NPO法人生涯青春の会

NPO法人生涯青春の会の会報及びイベントの紹介をいたします。
ここに収録する記述は、会報、エッセイ「癒しの森」、高齢者情報、日々の映像のまとめなどです。

2021年4月6日 健康情報395 高血圧11  降圧剤で、認知症になる危険

 

降圧剤を飲み続けると、認知症になりやすくなる?!

http://kouketsuatsu-naosu.com/kouatuzai-nintisyou/

・血圧を下げる薬剤「降圧剤」には、様々な種類があります。
しかし、どの降圧剤にも共通して言えるのは、薬の働きは血圧を下げることにあり、高血圧を招いている根本的な要因を改善することはできないのが普通です。

・更に、降圧剤を飲み続けることによって、様々な副作用が生じる可能性があることも分かってきています。中でも、近年注目されているのが、高齢者の認知症です。

・降圧剤が自律神経に影響を与えることにより、認知症になるのが早まるという報告もあります。
・それは、脳の血流が低下することや、交感神経の刺激を抑制することによって、脳の活動が低下することが原因だろうと考えられています。

 

・降圧剤を飲み続けると

  • 脳の血流が低下する。
  • 交感神経の刺激が抑制され、脳の活動が低下する。

特に、高齢者に強い降圧剤を与えると、急激に脳血流が減って一過性のぼけ症状が出るという報告もあります。

 

・降圧剤で血圧を下げることで、脳卒中や心筋梗塞の発症を防ぐことはできるかもしれませんが、知的活動、身体活動や、認知脳が低下することで、他の要因による死亡率が高まることも起こりうるのです。

 

・高齢者は無理に血圧を下げない方がいい?

高齢になると、多少の差があったとしても動脈硬化が進行していきます。そのため、血液を体のすみずみまで循環させるために、ある程度血圧が高くなってしまうのです。

 

・特に高齢者の場合、血液を心臓から全身に送り出すための収縮期血圧が高くなる傾向にあります。そのため、急激に血圧を下げると血流が悪くなって脳梗塞を起こすこともあります。