健康情報366  講演原稿159 書籍の紹介 | NPO法人生涯青春の会

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2020年10月28日 健康情報366  講演原稿159 書籍の紹介

「ガンは自分で治せる」阿保徹著から

 

ガンは、働きすぎや心の悩み、ストレスが原因で生じる病で、ストレスを取り除くように生活を見直すことによって、治すことが出来る。

 

自律神経と免疫の働き

1、自立神経は、過労や心の悩みなど心身に及ぶストレスの影響を非常に受けやすく、自律神経の乱れが白血球のバランスの乱れを誘発し、結果的に【免疫の低下】と【血流障害】と【組織破壊】などの障害を招きます。

 

2、交感神経は、主に運動時や昼間の活動時に優位になる神経で、アドレナリンを分泌し心臓の拍動を高め、血管を収縮させ消化管の働きを止めて体を活動的な体調に整えます。

 

3、副交感神経は、食事時や休憩時に優位になる神経で心臓の拍動を緩め血管を拡張して血流を促し、心身をリラックスモードに整え、細胞に分泌や排泄を促す働きがある。

 

4、自律神経は、白血球の働きも調整しており、白血球は、免疫システムの主役の血球細胞です。

 

5、顆粒球は、白血球全体の54~60%を占め、寿命は2~3日と非常に短く、役目を終えるとき組織の粘膜を死に場所に選び活性酸素を放出します。顆粒球が増えすぎると酵素により無毒化する限界を超え、広範囲な組織破壊が起こり,ガンもこれが原因で起こる病気です。

 

6、リンパ球は、白血球の35~41%を占め抗原を無毒化する抗体を作って対応しています。交感神経が優位になると、顆粒球が増えて活性化し、副交感神経が優位になると、リンパ球が増えて活性化します。

 

7、リンパ球には、T細胞、B細胞、NK細胞、NKT細胞があります。

T細胞、B細胞、NK細胞が免疫細胞。これが増えると、ガンの自然退縮が起こるとある。T細胞、B細胞、NK細胞は、体温の上昇によって増加する。

http://www.nattoukin.jp/book/ガンは自分で治せる1.html