2020年10月14日 健康情報355 高齢者のがんは手術しない
以下長文の「高齢者のがんの手術はNG?60歳以上「この手術はやめたほうがいい」決定版リスト」の一部を引用します。
1、人間らしい死に方ができない
2、たとえば、日本人の死因1位を占める肺がんの場合、手術をすること=肺機能を失うことです。そうなるとすぐに息が切れて、階段を昇り降りすることも一苦労になるでしょう。人間が終末期にどれだけ生きられるかは、肺機能にかかっている。手術によって寿命が逆に縮む可能性もあるのです
3、医療経済ジャーナリストの室井一辰氏が言う。
「60歳の人は『まだ現役世代』という認識があるので、体力に自信があり、手術に踏み切る人もいるでしょう。しかし、70歳を超えると手術そのものが即、命の危険につながる可能性があります。
4、60歳以上で前立腺がんが見つかっても放置しておいて問題ない」と断言する。このがんは非常に進行が遅いので、症状が出る前に寿命を迎える人がほとんどです。実際欧米では、高齢者は基本的に手術をしないのが当たり前になっています。
5、70歳以上になるとほとんどの人がかかると言われる前立腺肥大症も、よほどのことがない限り経過を見守り、手術はしないほうがいい。
6、医師は『前立腺がんの可能性があるから』と検査をすすめてきますが、それも注意が必要です。前立腺は血流が豊富な部位で、生検のために何回も針を刺して細胞を取ると、大量出血を起こして、下手をすると腎不全を起こして死に至ることもあります。
高齢者のがんの手術はNG?60歳以上「この手術はやめたほうがいい」
http://www.asyura2.com/15/health17/msg/825.html
特に参考になる書籍
中村仁一著 大往生したけりゃ 医療とかかわるな 「自然死」のすすめ
2020年10月7日 健康情報352