2019年11月5日 健康情報90 大豆と肉の栄養素の比較
100g当たりの栄養価の比較
豚肉 大豆
・たんぱく質 22.1g 33g
・脂質 3.6g 21g
・炭水化物 0.2g 28g
●豚肉は100g当たりのスーパの価額は200円前後です
●大豆の100g当たりのスーパの価額は80円前後です。
●ここで、豚肉と大豆の1KCal当たりの価額を出します。
豚肉 200円÷191KCal=1.047円
大豆 80円÷433KCal=0.184円
1KCal当たりの価額差
豚肉1.047円÷大豆0.184円=5.7倍
動物性たんぱく質・脂質(豚肉)より植物性たんぱく質・脂質の価額が5分の1以下の価額なのである。
●参考
昔から健康のために活用されてきた納豆
縄文時代の終わり頃にはすでに納豆のようなものが食べられていたという説もあるくらい、古くからある納豆。聖徳太子の手によって偶然できた納豆のつくり方を村人に広めたなどの伝説もいくつかあります。長きに渡って日本人の食に欠かせなかった納豆が、近年一躍脚光を浴びるようになったのは、1980年代、血栓を溶かす驚異的パワーを持つ酵素の発見によるところが大きいでしょう。これが「ナットウキナーゼ」と命名された酵素です。ただ、ナットウキナーゼ発見よりもずっと前から現代に至るまで、納豆は健康に良い食品として活用され続けています。
ナットウキナーゼを発見した鶴見先生の言葉
私がナットウキナーゼを発見できたのは、偶然でした。私の専門は元々「血液生理学」で、2年間、シカゴ大学のマイケルリース研究所で「血栓」と「血栓を溶かす酵素」について研究をしていました。血栓とは脳梗塞や心筋梗塞といった命を脅かす血栓症の原因となるものです。
S-903納豆菌コラムから引用。