健康情報88 豆乳でカルシウムの補給を | NPO法人生涯青春の会

NPO法人生涯青春の会

NPO法人生涯青春の会の会報及びイベントの紹介をいたします。
ここに収録する記述は、会報、エッセイ「癒しの森」、高齢者情報、日々の映像のまとめなどです。

2019年11月3日 健康情報88 豆乳でカルシウムの補給を

 

●豆乳のカルシウム含有量とは

豆乳には、100gあたり15mgのカルシウムが含まれています。1パックは200mlなので、1本飲んでいれば30mgが摂取できることになります。調製豆乳であればカルシウムの量は増えるため、カルシウムの摂取のことを考えるなら調製豆乳が有利です。無調整の豆乳に比べて、およそ倍のカルシウムが入っています。参考:文部科学省「日本食品標準成分表」

注 次項に記述する自家製の豆乳の濃度は、市販の豆乳(固形物10%)の約3米の濃度があります。よって、市販の豆乳の約3倍のカルシュウムを摂取することが出来ます。

 

●一日に必要なカルシウム

一日に必要な摂取量は男女差や年齢によって多少異なりますが推奨される平均値は、1日600mg前後です。成長期の子供は骨が多く作られるため、多くカルシウムを摂取しなければいけません。また、更年期を迎えた女性は骨粗しょう症の予防としてカルシウムを多く摂る必要があります。

 

成人におけるカルシウムの1日所要量は600mg前後ですが、成長期の若い人、閉経を迎えた人、また、これを過ぎて骨粗鬆症の危険度が高い人は多くのカルシウムが必要です。しかし、カルシウムはなかなかとりにくい栄養素で、1日所要量を満たしていない人が多いといわれています。

 

豆乳を摂取することによって、バランスよくカルシウムを摂取するサポートができます。食物に比べて飲料である豆乳は体に栄養が吸収されやすく、吸収率だけで見れば優秀な食材と言えます。

 

●野菜からカルシウムを摂取できる

野菜からカルシウムを摂取するなら、モロヘイヤやパセリ、大根の葉などが最適です。小松菜にも豊富なカルシウムが含まれています。野菜は煮ることでたくさんの量を取ることができるので、カルシウムの補給にも向いています。

また野菜を食べることでビタミンやミネラルなどの栄養素もバランス良く取り入れられます。豆乳などの大豆製品などとうまく組み合わせれば、1日に必要な摂取量を取ることも難しくありません。

http://豆乳効果・.net/entry105.html