トランプバブル崩壊は近い 「貪欲」が資本主義の終焉を招く? | NPO法人生涯青春の会

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2018年9月28日 日々の映像 1

 

トランプバブル崩壊は近い 「貪欲」が資本主義の終焉を招く?

 

以下のリポートは、十分に納得できる内容です。この要点を少し引用します。

 

・リーマン・ショックから10年。ニューヨーク・タイムズ紙は97日付で、危機に対応したベン・バーナンキ元FRB議長、ヘンリー・ポールソン、ティモシー・ガイトナー両元財務長官連名の論説を掲載した。「バブルは必ずやって来る。いざというときのために、議会はFRBと政府に十分な破綻防止・救済権限を与えよ」との趣旨だ。

 

・アメリカでバブルが膨らんではつぶれるようになったのは、90年代に金融工学が発達し、銀行資金が大量に投機的債券の購入に向かうようになったためだ。

 

・アメリカのエリートは金融でほしいまま稼ぎながら、「バブルは不可避。つぶれたら、政府が税金で救済すればいい」と思っているようだ。野放しの貪欲が資本主義を食い倒そうとしている。

 

・アメリカでは90年以来、バブル発生と崩壊が約10年ごとに訪れる。今、10年来の低金利であふれたカネは企業を自社株買いに向かわせ、実力以上の株高を招いている。リーマン危機で暴落した株価は10年に危機前の水準に戻り、今はさらに2倍以上に上昇した。

 

・このバブルの火にトランプ大統領が油を注ぐ。前任のバラク・オバマ大統領が苦心して、財政赤字を09年度の対GDP9.8%から17年度に3.4%に下げた。

 

・トランプはこれにタダ乗りする形で法人税を大幅削減し、一方で国防費を大盤振る舞い。社会保障費は一貫して増えており、財政赤字はこれから悪化する。28年には国債の利払いだけで、歳出の25%を占めるという試算も出ている。バブル崩壊のお膳立ては整っている。

 

このテーマにご関心のある方は、以下をお開きください。

 

トランプバブル崩壊は近い 「貪欲」が資本主義の終焉を招く?

https://www.newsweekjapan.jp/kawato/2018/09/post-23.php