1月の完全失業率は4.6％、改善が進まず

総務省が2日に発表した労働力調査によると、１月の完全失業率（季節調整値）は4.6％で、昨年12月（4.5％）から悪化した。

就業者と失業者のメモ
就業者数は6259万人　　前月比で35万人減少
完全失業者数は305万人　前月比9万人増加した。

一方、厚生労働省が2日に発表した1月の有効求人倍率（季節調整値）は0.73倍で、前月に比べて0.02ポイント上昇した。最も深刻なのは被災3県の失業手当の延長切れであろう。4月で1万人を超えるようだ。

現在でも生活保護を受けている人達の内、働ける年代生活保護は25万人を超えている。被災3件の失業者がそのまま生活保護になる人もかなり出るだろう。
実の難しい問題である。働く意欲を引き出す就労支援は公的機関のみで出来るものでない。当会で就職支援に関する活動をしているが、最大にテーマは人間としての常識的な立ち居振る舞いを身につけさせてことである。