9、我流の短歌 | NPO法人生涯青春の会

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NPO法人生涯青春の会の会報及びイベントの紹介をいたします。
ここに収録する記述は、会報、エッセイ「癒しの森」、高齢者情報、日々の映像のまとめなどです。



          

私が記述して来た短歌は我流のものである。短歌入門部屋をみると我流で良いことが分かる。今月は「脳トレ教室」を5会場で開く。追って俳句・短歌を作ることをこの教室で行って行きたいと思っている。



短歌入門部屋
http://homepage3.nifty.com/PLABOT/
【短歌の基本1】
http://homepage3.nifty.com/PLABOT/tanka-room01.html

【短歌とは】
短歌の基本といってもご存知のとおり5・7・5・7・7の5句31音の韻律で詠(よ)むということ以外、とくに決まりのようなものはありません。

短歌の5・7・5・7・7の最初の5音を「初句(または1句)」、2番目の7音を「2句」、3番目の5音を「3句(または中句)」、4番目の7音を「4句」、5番目の7音を「結句(または5句)」などと呼びます。
たとえば僕のこの歌

花もみな枯れておしまいわたくしは残る余生を詩歌(しいか)に捧ぐ


この歌の場合、「花もみな(5音)」が初句、「枯れておしまい(7音)」が2句、「わたくしは(5音)」が3句、「残る余生を(7音)」が4句、「詩歌に捧ぐ(7音)」が結句となります。

そして初句から三句目までを「上の句(かみのく)」、四句結句を「下の句(しものく)」と二つに分けて呼ぶこともあります。
つまりこの歌の場合は「花もみな枯れておしまいわたくしは」が上の句。
「残る余生を詩歌(しいか)に捧ぐ」が下の句となります。

基本的に短歌にはこれ以外の規則は何もありません。
あとはご自身の表現したいことを5・7・5・7・7の定型に乗せて、どうぞご自由にお詠みください。


有名な短歌を引用します。



幾山河 こえさりゆかば さびしさの はてなん国ぞ きょうも旅ゆく

                    

                               若山牧水


東海の 小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたわむる

                    

                              石川啄木


金色の 小さき鳥の かたちして いちょう散るなり 夕日の丘に


                        与謝野晶子