受動喫煙の死者、年間6800人=職場が半数超、禁煙化を―厚労省研究班
時事通信 9月28日(火)16時37分配信
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受動喫煙で病死、毎年推計6800人
2010年9月28日(火)20:27 読売
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タバコ(たばこ、煙草、Nicotiana tabacum)
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喫煙による死者は年間約13万人と推計されている。煙草の害で天寿を全うできない人が13万人、日本の死者の10%を超えていることは記憶に値すると思う。
受動喫煙が原因の肺がんや心筋梗塞(こうそく)で年間約6800人が死亡しているとの推計値を、厚生労働省の研究班が28日、発表した。うち職場での受動喫煙が原因とみられるのは約3600人であるという。
主任研究者の望月友美子国立がん研究センタープロジェクトリーダーは「日本の受動喫煙対策は公共の場所から進んでいるが、長時間拘束される職場での禁煙を進めることで、これだけの人が救える」と話している。職場での禁煙引導は更に広がっていくと思う。
研究は、喫煙との因果関係が明らかな肺がんと心筋梗塞に絞って実施。国際的な研究や国内の統計に基づき、日本の女性の肺がん死亡の8.1%が受動喫煙によると判定している。