8、酷暑、家畜も多数犠牲 牛1100頭、鶏42万羽 | NPO法人生涯青春の会

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201093 東京新聞

 農林水産省は三日、猛暑による全国の畜産被害状況(七月一日~八月十五日)をまとめた。熱射病などで死亡、廃棄した家畜は乳用牛が九百五十九頭、肉用牛は二百三十五頭と家畜牛合計で千百九十四頭に上った。また、豚は六百五十七頭、ブロイラーは二十八万九千羽、採卵用ニワトリは十三万六千羽だった。被害状況をまとめるのは二〇〇八年度以来二年ぶり。家畜牛は二百三十二頭、豚は百三十頭、ブロイラーは十一万九千羽、採卵用ニワトリは八万羽それぞれ増加した。

 現在も全国的に猛暑が続いているため、同省は家畜農家に対し、猛暑対策の技術指導を徹底するよう、各農政局長に指示した。具体的には畜舎の屋根、壁などへの断熱材設置のほか、換気扇や扇風機で畜舎の温度を下げるよう求めている。今回のまとめには口蹄(こうてい)疫問題で大きな被害を受けた宮崎県は除いた。