15、熱中症:84歳と77歳姉妹が室内で死亡 東京・豊島 | NPO法人生涯青春の会

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 1日午前11時50分ごろ、東京都豊島区巣鴨5のマンション一室を訪問した民生委員から「応答がない」と119番があった。駆け付けた東京消防庁の救急隊員が、84歳と77歳の姉妹があおむけで倒れて死亡しているのを発見した。2人に外傷はなく、室内にクーラーがなかったことなどから、警視庁巣鴨署は姉妹が熱中症で死亡した可能性もあるとみて調べている。

 巣鴨署によると、姉妹は寝間着姿で、布団の上で並んで倒れていた。死後約1週間経過しているとみられる。扇風機は浴室の1台だけで、止まった状態だった。姉妹は2人暮らし。姉は足が不自由で、妹が面倒を見ていたという。【内橋寿明】

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毎日新聞 201091日 2018