11、欧州各地で35度以上の猛暑 | NPO法人生涯青春の会

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20100717

 

【ウィーン共同】欧州各国は今月に入り猛暑に見舞われ、オーストリアでは16日、気温36度を記録した。電器店ではクーラーが品切れになったほか、熱中症などによる救急車の出動件数も増加。ドイツでは先週、列車の冷房装置が故障し、乗客らが脱水症状で搬送、警察が捜査に乗り出す騒ぎに発展した。
 英国やイタリアなども軒並み高温となった。

 オーストリアでは30度を超える日が続くが、冷房設備がない家庭が多く、電器店にはクーラーを求める客が押し寄せた。ビールなど飲料の売り上げも大幅に伸びている。ウィーン周辺では熱中症の患者などの発生で救急要請の件数が普段の4割増になったという。

 また地元メディアによるとベルリンでは11日、38・7度を記録し、半世紀ぶりに現地の最高気温を更新した。

 超高速列車ICEを含む約40本の列車の冷房装置が故障。ICE車内で乗客グループが脱水症状となったことについて、警察が傷害容疑などでドイツ鉄道の捜査を始めたという。