報道
宮崎:口蹄疫 封じ込め失敗か 消毒徹底「物流を制限」
2010年6月11日 毎日新聞
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宮崎県の肉用牛は以下の通り26万頭と全国№1である。
全国 宮崎県
肉用牛 189万頭 26万頭
この産地が壊滅の危機にひんしている。お隣の鹿児島に感染が広まる危険が迫っている。
「宮崎県で感染が続く家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)は、国内最大級の畜産地帯である都城市でも感染の疑われる牛が確認され、農家など関係者に衝撃を与えた。10日には宮崎市などでも感染疑いの家畜が確認され、感染を県央部に封じ込めようと国や県が進めてきた対策は失敗した可能性が高い」(毎日新聞から)
そもそも「家畜伝染病」なのであるから、東京から農林大臣が現地へ行って対策を立てるという、中央集権的な対応ではダメなのである。家畜伝染病の担当官に総べての権限を与えて、即決の対応が必要なのだ。発生から本格的な動きになるに1ヵ月余りの時間をかけたことが致命傷になる気配である。
新たに感染が確認された都城市は、豚と和牛の飼育頭数全国一の鹿児島県に隣接し、関係者は拡大防止対策追われている。どう考えても「行政の対応が後手に回っている」(毎日から)結果のように思う。農水省が県に対して感染防止の通達を出すような行政手順ではどうにもならない。
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