2010年4月30日 読売新聞
日本自動車工業会が30日発表した2009年度の自動車の国内生産台数は、前年度比11・4%減の886万5350台と2年連続で前年実績を下回った。
900万台を割ったのは、1978年度以来、31年ぶり。ピークの90年度(1359万1709台)と比べれば3分の2に減った。
世界的な景気低迷で輸出が27・1%減の408万6631台と落ち込んだことが響いた。
国内生産を車種別でみると、乗用車が9・9%減の770万8731台で2年連続で減少。トラックは20・1%減の106万2597台で、台数は過去最低だった。
一方、3月単月の国内生産台数は、前年同月比71・2%増の94万5271台と5か月連続で前年実績を上回った。