2010年2月16日 日経ネット
検索サービスの米グーグルは16日、利用者が増えているミニブログ(日記風の簡易型ホームページ)の「ツイッター」などへの書き込みも日本で検索できるようにしたと発表した。ブログに数分前に書き込まれた内容の中から、特定の話題に関連する情報を探せる。「リアルタイム検索」と呼ぶ新機軸で、利用者の拡大を狙う。
従来のサービスは買い物サイトなどすでに公開されている情報が検索対象だったが、「数秒~数分前」にミニブログなどに投稿された書き込みなども網羅できるようにした。
たとえば検索窓に「バンクーバー五輪」と入力すると、画面上段には五輪関連のニュース見出しなどを表示。下段にはツイッターに投稿された最新の書き込みなどが次々に現れる。消費者が日常的にネット上でもらす感想などを検索対象に加えることで、企業がブログをマーケティングなどに活用しやすくなるとの見方もある。