16、人間は悩むために存在する。 | NPO法人生涯青春の会

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ここに収録する記述は、会報、エッセイ「癒しの森」、高齢者情報、日々の映像のまとめなどです。



 人は悩みがあることが自然なのである。

1、5年前は就職がなくて悩んでいた。

2、今はあの人と結婚するかどうか悩んでいる。

 ここで言いたいポイントは、何に悩むかなのである。自分以外の人のために悩んで行動している人もいるのである。

  

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人間は悩むために存在する。

                    20031023日癒しの森から


 松下幸之助の本をかなり読んだ。PHPで「松下幸之助の残した言葉」は長く続いた。中でも次の言葉が印象に残った。「・・今悩むために自分は存在しているんやな、悩みが本業やなと、このような感じをもつようになったんです」
 
 イギリスのポール・ストラザーンの「90分で分かるプラトン」によると、哲学の世界では「人間の存在とは何か」が解決(?)されていないという。哲学の世界をそんなに難しく考える必要はないと思う。例えば、問い「人間の存在とは何か」答え「人間とは悩むために存在する」これでよいと思う。大事なポイントは、何に悩むかなのである。

   ・人間は 悩みを持って 存在す 何に悩むで 人生変わる
          
  (短歌は199768日の日々の映像から。下の句は修正して掲載)