第3回健康セミナー資料
2009年4月
1、健康セミナーのテーマ
*健康のために発芽玄米ごはんを食べよう
*認知症になるな!〈ボケ老人になるな!〉
* がんになるな!(がん回避法を学ぼう)
2、セミナーの参考資料
(1)会報 1号から44号
http://ameblo.jp/syogai1/theme-10010197547.html
(2)癒しの森 1000回の記録の中から
http://ameblo.jp/syogai1/
(3)日々の映像 4400回の記録の中から
http://www.enpitu.ne.jp/usr2/22831/
(4)ヘルシーライフの会報 発芽玄米ごはん特集号目次〈会報6号から〉
http://ameblo.jp/syogai1/theme-10010395519.html
(5)参考文献
・「抗ガン剤で殺される」 船瀬俊介著 共栄書房
・「『薬をやめる』と病気は治る」 安保徹著 マキノ出版
・「ガンは自分で治せる」 安保徹著 マキノ出版
・「免疫革命」 安保徹著 講談社
・「すべては、あなたが治るために」 川竹文夫著
・「 ジェイソン・ウィンターズ・ストーリー」ジェイソン・ウィンターズ著
・「人と地球よ、蘇れ」 赤塚充良著 PHP研究所
3、健康関連交流団体
・金子クリニック
http://mkaneko.jp/
・「NPO法人ガンの患者学研究所」
http://www.naotta.net/index.html
・イオス・コーポレーション
http://www.eosjwt.com/product/index.html
・赤塚グループ
http://www.akatsuka.co.jp/group/index.html
目 次
1、健康のために発芽玄米ごはんを食べよう・・・の参考
(5)玄米は良く噛んで食べる。
(6)玄米の栄養の9割以上を含む米ぬか
(7)米ぬかはビタミンB群の宝庫
(8)ごはんが作る日本女性の美しい肌
(9)米ぬかを食べて治った「江戸わずらい」
2、認知症になるな!〈ボケ老人になるな!〉・・・の参考
(1) 生涯青春の会発足の集いのスピーチの骨子
(2) 2000年1月28日(金) 理想の死に方
(3) 2004年01月13日(火) りんごの皮むきで脳活発化
(4) 2003年11月06日(木) 小説家 藤原周平
(5) 2003年11月05日(水) 紅葉と夕日
(6) 2003年11月03日(月) 脳に広がる映像
(7) 2003年12月14日(日) 死を考えておくことは自由を考えること
3、 がんになるな!(がん回避法を学ぼう)・・・の参考
(1) 2004年01月23日(金) 病気と気力(2)
(2) 2004年01月22日(木) 病気と気力(1)
(3)川竹文夫著 「すべては、あなたが治るために」の目次の引用
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1、健康のために発芽玄米ごはんを食べよう・・・の参考
1、会報13号発芽玄米ごはんの栄養素特集号から
(1)栄養バランスに優れている玄米 第2回セミナーで説明
(2)玄米と白米の栄養価の比較 第2回セミナーで説明
(3)玄米には有害物質の排泄作用 第2回セミナーで説明
(4)玄米は理想的なダイエット食 第2回セミナーで説明
(5)玄米は良く噛んで食べる。
玄米ごはんを中心とした和食っぽい献立を毎食ゆっくりとよく噛んで食べるだけでも、健康的にダイエットできるのである。ご飯や玄米が太りにくい食べ物であるのには、もうひとつの理由があります。それは、インスリンの分泌を低く抑えるという点である。
アメリカのスタンフォード大学の研究グループが、ご飯、パン、ジャガイモを摂取したときのインスリン分泌量を比較したところ、同じデンプン食品でも、ご飯のインスリン分泌量が最も少ないことがわかった。インスリンは食事から摂取したエネルギーを脂肪に作り変え、体内に蓄えるのに大きな役割を果たしているホルモンです。そのインスリンの分泌量が少ないということは、太りにくい食品だということになる。
ご飯がインスリンの分泌を低く抑える理由は、粒状であるために、口の中で直ぐに溶けてしまうジャガイモなどに比べて消化吸収が遅いからである。また、玄米はよく噛んで食べなければならないが、この「よく噛む」ということが、ダイエットには、非常に重要なのである。同じ食事でも流動食にして食べた場合に比べて、よく噛んで食べた場合は体熱産生反応が4倍も高いという研究結果もある。
食べ物をよく噛むほど、ノルアドレナリンというホルモンの分泌が促され、体中の細胞を刺激して体熱産生反応を高めるのである。さらに付け加えるならば、玄米は食物繊維を豊富に含んでいますから、便秘が解消するという決定的な効果がある。
(6)玄米の栄養の9割以上を含む米ぬか
玄米を白米に精米する過程で出てくるのが米ぬか。玄米から、表皮と胚芽を取り去ると、白米が出来ます。つまり、米ぬかとは、米の表皮と胚芽のことである。この表皮こそ、現代人に特に必要とされている、ビタミンB群やミネラル類を豊富に含んでいる。白米だけ食べている生活は、米(玄米)の持つ9割以上の栄養分を捨てているのである。
(7)米ぬかはビタミンB群の宝庫
米ぬかは、ビタミンB1、B2、ナイアシンなどのB群や、ビタミンEが豊富である。ビタミンB群は、デンプンや糖分の分解を助け、消化吸収の働きを高める。B群もEも細胞の代謝を促進する働きがあるので、内臓や血管、皮膚の若返りをはかり、生活習慣病の予防になる。
また、米ぬかにたっぷり含まれる食物繊維は、体内の毒素を排斥して、排便を促す。そのため便秘や肥満、肌荒れやニキビに困っている人の助けになる。さらに、カルシウム、リン、鉄、カリウム、マグネシウム、亜鉛、銅などのミネラル類も豊富ですから、細胞のバランスを保ち、老化を防ぐ作用もある。
(8)ごはんが作る日本女性の美しい肌
江戸時代、女性は「ぬか袋」で顔を洗うと美人になるといわれていたという。
ぬか袋は精米の時に出る米ぬかを布袋に入れたもの。それを朝なタな、この袋で顔をこすって洗うと、肌がすべすべになったのです。それは、米糠にはビタミンB群・Eなどの肌を美しく整える栄養素が含まれているからである。
玄米は肌をつややかに保つビタミンB群、細胞や血管の老化を防止し、なめらかな肌を維持する効果もあるビタミンEなどが豊富なのである。特に、皮膚の新陳代謝を助ける亜鉛は、発芽玄米ごはん1杯で、ほうれん草の1/3束分に匹敵する量が含まれている。
(9)米ぬかを食べて治った「江戸わずらい」
江戸時代の中期までは、白米を口にしていたのは一部の貴族や殿様ぐらいであった。ほとんどの日本人は玄米を食べていたのである。白米が武士階級に広まると「江戸わずらい」と呼ばれる奇妙な病気が流行した。
参勤交代で江戸入りした家臣たちに、怒りっぽくなる者、寝込む者、肥満になる者が続出したという。ところが患った侍が国に帰ると、ウソのように治ってしまうのだ。当時は不思議な病気だったのである。
この「江戸わずらい」は、明治になって解明された。この奇病は、「脚気」だったのです。地方で玄米を食べていた侍が、江戸に来て白米を食べるようになって、ビタミンB1が不足してしまった。だから、国に帰ってもとの食生活に戻ると、脚気が治ったというわけだ。
100g中のビタミンB1の含有量は、玄米が0.54g、白米が0.12gとなっている。発芽玄米を食べることが健康の基本なのである。これだけのデータがある発芽玄米食を否定する人は、無知と言わねばならない。
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2、認知症になるな!〈ボケ老人になるな!〉・・の参考
(1)生涯青春の会発足の集いのスピーチの骨子
本日はお休みのところ、わざわざ生涯青春の会の集いにご参加頂きまして厚くお礼申し上げます。発足の集いに当たり、会の発起人として所感を述べさせていただきます。
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最初にお話ししたいことは、このような会を作ろうとした動機であります。会報1号の事務局長の挨拶にありますとおり、日本では150万人の痴呆老人がいるのです。10年後には何と250万人に達するのであります。この増える100万人をどこで収容すればよいのでしょう。1年で10万人も増加する認知症(痴呆症)のお年寄りを収容するだけの病院・老人ホームはないのであります。3月末の報道によれば厚生労働省は、お年寄りが共同で暮らすグループホームに入居させようとの方針を立てています。著しい徘徊や混乱症状がある人でも介護保険の規定を改め、グループホームの利用を認めようとしています。それほど収容する場所がないのです。この現実が「呆け老人になるな!」をキャッチフレーズにする生涯青春の会を立ち上げようとした動機であります。
第2の動機はボケ老人を抱える家族の厳しい精神的な負担であります。ボケ老人になるということは、表現はいろいろあろうと思いますが、人間でなくなることを意味します。詳しくは省略しますが、ボケ老人なることは、家族に深刻な負担をかけるのであります。家族がお手上げであれば後は公的な施設に入る。ここであらゆる迷惑と負担をかけて死んで行く、これほど哀れな晩年はないと思います。人生は晩年の5~10年が最も大切といわれています。この晩年・最終章を「ボケ老人に成らないにしよう」とするのが、会の骨格となる目的であります。
第3の動機はボケ老人が出た時の家計の経済的な負担であります。厚生年金の平均的な受給額は174000円であります。夫婦の一方が痴呆になって施設に入ると、現在の負担額は90000円前後が、まもなく改正されて、130000円余りの負担になるのです。174000円の年金で、130000円の負担が出ると残り44000円ですから、家計は完全に破産するのです。平穏な老夫婦の家庭が一遍に生活弱者になってしまいます。それゆえ「痴呆老人なるな!」と声を大にして叫びたいのであります。
次に第4の動機として、ボケ老人は生活習慣病によるものであるという現実であります。会報1号で専門家の指摘を引用しました。結論として、これら老人性痴呆は、脳を使わないという生活習慣病なのであります。平たく言えば感性の乏しい生き方をしている人は、ほぼ100%ボケ老人になってしまうのです。サルエル・ウルマンが言うように何かに燃える情熱を持っていれば、ボケ老人などは無縁なのであります、この会で呆け老人にならない生活習慣を啓蒙して行きます。ボケ老人にならないテーマと習慣を付ければ、痴呆にならないのであります。
(2) 2000年1月28日(金) 理想の死に方
シグネチャー2月号に塩田丸男氏の随筆「理想の旅たち」が載っていた。「私の死亡記事」という本がある。この本は各界102人の著名人が執筆者なのである。この本にはどのように死にたいかという希望が記述されている。「読者と歓談中に急性心不全で死亡」(安部譲二氏)「最後のさくら鑑賞中に突然倒れ、救急車で運ばれたがまもなく死亡」(岩見隆夫氏)「誤って谷間に転落し頭を打って死亡」などなどである。
塩田氏の指摘は「102人もの人が死を語って、誰もが一言も介護に触れていないというのはどういうことだろう。自分が死に至る過程で、他人の介護を受ける状態になる・・そんな状態を誰もが考えたくないに違いない。下の世話を見知らぬ他人に朝晩してもらう・・・こんな毎日を何ヶ月も過ごすくらいなら・・・ピストルで自分の頭を撃った方がまだましだ」と思うのだろう。
介護などはされないで、死を迎えたいとする心理は良く理解できる。しかし、人は老いて病の過程を経て死んでいくのである。丸田氏は「あたたかく、やさしい、よき介護を経て死に至る。これが理想の旅立ちではないだろうか」と結んでいた。
モナリザを描いたイタリア・ルネッサンスを代表する偉人・万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチの有名な言葉がある。
「充実した人生は長い
充実した1日はいい眠りを与える
充実した人生は静寂な死を与える」
静寂な死を迎えられるようになるには、テーマを持って今日を充実した1日としなければならないのだ.。
(3) 2004年01月13日(火) りんごの皮むきで脳活発化 癒しの森から
1月7日のも記述したが、「手は第2の頭脳である」なのである。西洋でいう「手は脳から飛び出した頭脳である」と表現するほうがもっと具体的かもしれない。 手を動かすことは脳を使うことなのである。手と脳は一体不可分の関係にある。
独立行政法人食品総合研究所(茨城県つくば市)の檀一平太研究員らによると「前頭前野は、人間の理性や想像力、判断力などの高度な働きをつかさどるとされる。危険な刃物を制御しながら、リンゴを動かして上手に皮をむくという複雑な動作が、前頭前野を働かせるらしい。論文は1月中旬発行の米の専門誌「ニューロイメージ」電子版に掲載される」という。
実験は、リモコンなどにも使われる近赤外線を頭皮越しに脳に当て、血流量の変化を測るのだ。成人男女14人(23~52歳)にリンゴの皮をナイフでむいてもらい、血流の変化を調べた。 その結果、むいている間は、前頭前野の血流が目だって増えるのである。
女性は男性より長寿である。この原因は女性が男性より手(脳)を使うことが多いせいではないだろうか。
・先人が 第2の頭脳と 呼ぶ理由(わけ)を ひしと感じる この手の不思議
(4) 2003年11月06日(木) 小説家 藤原周平 癒しの森から
一昨日の紅葉のことを書いて小説家藤原周平のことを思い出した。同氏が死去したのは1977年1月であった。日々の映像の書き始めた頃、藤原氏の解説を何点か読む。同氏は雑木山が好きで、雑木山の四季と人生を重ね合わせていたようだ。雑木山は冬になると丸裸になるように、人も死を迎える時は、一切の虚飾が剥ぎ取られるとの視点を持っていたのだ。
藤原周平の作品は少年藩士が成長していく姿を描いた「蝉しぐれ」に代表されるように、庶民が主人公の作品が多い。これらの解説を読んで短歌を作る。
・冬の木々 総ての虚飾を 剥ぎ取られ 追って迎えん 覚悟はいかに
・逆境に さらされながらも 誇りもち 耐え抜く庶民を 顕わし残さん
(短歌は1997年1月28日の日々の映像から)
(5) 2003年11月05日(水) 紅葉と夕日 癒しの森から
今日は、妻と近所の婦人2人を連れて荒川上流の紅葉を見に行く。この国道113号線は「荒川峡もみじライン」いわれるだけ、見事な紅葉が広がっていた。特にこの紅葉が夕日に照らされ、その風景を北側から見る時は、紅葉がキラキラと光り息を呑むほどの絶景となる。
春四月青葉が繁る山の風情も美しい。八十八夜のころは緑が萌え、盛夏とともに草木の生が燃焼するように延びていき、あたりには草いきれが漂う。そして彩りも鮮やかな紅葉の時を迎える。小説家藤原周平は雑木山が好きであったという。雑木山の四季、落葉樹の1年の変化と人生を重ね合わせていたのだ。人生の最後を夕日に照らされた紅葉のように美しく飾りたいものである。
平等に 必ず迎える 老いと死を いかに飾らん 夕日のごと
(6) 2003年11月03日(月) 脳に広がる映像 癒しの森から
小説を読みたいと思っている。その時間がなかなか見出せない。96年に「恋」で直木賞を受賞した小池真理子さんのインタビューを読む。以前、日々の映像でテレビの映像を見るより、文字を通して頭の中で情景を浮かべたほうが、桁外れに脳を使うという趣旨のことを書いた。
小池真理子さんが、そのあたりを分かりやすく説明していたので引用させていただく。「映像では、私たちはスクリーンに没頭します。・・映像というものは与えられた情報です。それに対して、小説を読む作業は、活字を追いかけて大脳の中に自分なりのスクリーンをおろし、自らが映写機となって、スクリーンに情景を写し出していくようなもの。自分自身が映写機の役割を果せるような力は、小説を読むことによってしか育まれません」と。
・活字追い 立ち止まりつつ 考える 脳に広がる 確かな映像
(短歌は1997年3月7日に日々の映像から。下の句は修正)
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(7) 2003年12月14日(日) 死を考えておくことは自由を考えることである
癒しの森から
大文豪と言われる人は皆哲学者でもある。12月11日にモンテーニューのことを書いたがその余韻が残っている。この人の言葉に次の語録がある。人生の総てを知り抜いた人の言葉は、胸にぐさりと突き刺さるような迫力がある。
「明けてゆく毎日をお前の最後の日と思え。あらかじめ死を考えておくことは自由を考えることである」と。
今日が最後の1日というつもりで生きよ!・・という指南のように思う。あらかじめ死を考えておくことは・・・の言葉で1998年3月7日の日々の映像で、女優の藤村志保さんを書いたことを思い出した。ここでこの日書いた短文エッセイをそのまま転載したい。
・・・ヘルシートークの3月号に藤村志保さんのインタビューが出ていた。このインタビューをした記者は「着物姿の背中から首にかけての凛とした、それでいて柔らかく優雅な美しさは息を呑むばかり。伝統の舞踊で作り上げた背筋には、藤村さんの生き方の姿勢が映し出されているようでした」と称えていた。
藤村さんは、39年生まれというから、今度誕生日が来ると59歳(補足・1998年時点)になられるのに「美しさは息を呑むばかり」に印象を与えるのだから素晴らしい。
藤村さんは、日本舞踊に続いて18年前より「舞い」を習っている。藤村さんの「古典芸の素晴らしさとでもいいましょうか、奥が深いのです。私などはまだ18年ひよっ子です」との言葉でこの人の深さを感じた。
すでに、地唄舞のリサイタルを開くようになった今日でも、自分のことを「ひょっ子」と表現するあたりに芸を究めようとする熱い情熱が伝わって来るようであった。そして次の言葉が強く印象に残る。「私は死を考えることによって、生きている間に成すべきことをしてしまおう、という思いが強くなり、自分の人生に前向きになれたと感じています」と。・・・・
人生の 終点見つめて ひたむきに 一芸極める 道なお深し
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3、 がんになるな!(がん回避法を学ぼう)・・・の参考
(1) 2004年01月23日(金) 病気と気力(2)
昨日に続き病気と心の関係を記述したい。このような病気と心の働きを記述していると、実に心と身体のメカニズムは不思議である。人類が誕生した頃のストレスは、高田教授も指摘していたが強い動物に襲われるか、他の種族に攻められるかなどである。戦うか、逃げるかどちらにせよ強いエネルギーを必要とした。そのため大量のブドウ糖が血液の中に放出されるようになっているのだ。
今日は糖尿病に続いてストレスと関係が深い血栓症(心筋梗塞・脳梗塞)の概要を書きたい。高田教授は「ストレスに会って交感神経が興奮すると血管は収縮する。同時に交感神経からアドレナリン、ノルアドナリンというホルモンが出される。これは血小板という細胞を刺激して、血液を固まらせる。つまり、ストレスに遭うと血栓まで出来やすくなる」と説明している。
ここまでは、誰でもわかるように思う。問題はあらゆるストレスに遭っても、心が荒れることなく平常心を保つことが出来るかどうかである。これにはかなりの心の文化を身につけていないと不可能だ。癒しの森の行く先が見えてきたような気がしている。要はあらゆるストレスに負けないだけの、心の文化を発信できればと思っている。
・不思議なる 心と身体の メカニズム 心の練磨で ストレス乗り越え
(2) 2004年01月22日(木) 病気と気力(1)
時折「みのもんた」のテレビに出演される浜松医科大学名誉教授の高田昭和先生の「病気と気力」というリポートを読んだ。リポートの要点は糖尿病も血栓症(心筋梗塞・脳梗塞)もストレスが原因で発症するとのメカニズムの説明であった。「肥満者や運動不足でも糖尿病にならないことが多いのだが、ストレスに遭うと糖尿病になる人が多くなる」という。ここではストレスと糖尿病の概要を記述したい。ストレスに遭うと二つの身体の機構が動き出す。
1、交感神経の働き・・・・・・ストレス反応・・大量のブドウ糖の放出
2、ストレスホルモンの放出・・コルチゾルというホルモンの放出・・ブドウ糖の放出
ストレスに対して心の整理が出来ないと、ブドウ糖の大量放出で血糖値が高くなりっぱなしになる。このような状態が続けば、必ず糖尿病になるとの指摘である。高田教授は「血糖値が高くなりっぱなしになる。どうしてこれが糖尿病にならないわけがあるのだろうか」と結んでいた。
・昔から 病は気から 指摘あり 心を整え 健康長寿
(3)川竹文夫著 「すべては、あなたが治るために」の目次の引用
1、大丈夫!希望を持てば、あなたは治る
2、責任を取れば、あなたは治る
3、原因を取り除けば、あなたは治る
4、三大療法の限界を知れば、あなたは治る
5、(効く)の実態を知れば、あなたは治る
6、自然退縮を学べば、あなたは治る
7、こんな食事が、あなたを治す
8、<手当て>で危機脱出!あなたは治る
9、心と免疫も関係を知れば、あなたは治る
10、イメージを変えれば、ガンは治る
11、生き方を変えれば、ガンは治る