今月のはじめに買った大嶋信頼さんの小説
「催眠ガール」

もうすぐ8月も終わるけど、
いま3巡目を読み始めている。

女子高生の夏目ちゃんが、お師匠さんのオフィスで電話番をしているうちにエリクソン催眠を体得して、
自分も周りも自由になっていくいう物語なんですが

なんだろう

読んでいる側も、読むほどに癒されていく本なのです。


わたしも10代の頃、NLPに興味を持ち
無意識の世界やエリクソン催眠のことを知った。


実際にNLPのコースを受講してまで勉強してみたけれど、なんかダメだった。

摂食障害を自分で治したかったんだけどね。
人と関わるのが苦手な自分を克服したかったんだけどね。

ほかの受講生たちのように和気あいあいとその場に馴染めない自分、高いお金出しても変われない自分を責めたりした。

NLPガールにも、催眠ガールにもなれなかった
10代のわたしでした(´・ω・`)


催眠っていうと
暗示をかけて相手や自分をコントロールする術というちょっと危険なイメージが強いけれど

ミルトン・エリクソン博士の催眠は
人を不自由に縛り付けている暗示を解く為のものだった。
物語(スクリプト)を通して、その人の心の奥に優しく語りかける。

あなたはもとから素晴らしい存在だからこそ、
催眠であなたは素晴らしいなんて 暗示を入れる必要なんてありません。

だけどもし、素晴らしいあなたのままで生きることの足枷になっているものがあるならば、
その足枷をはずすお手伝いが、わたしにはできるかもしれません。

あなたの教えてくれる、あなたの求める物語とわたしの声とともに。


催眠ガールを初めて開いた時、
10代の頃の自分がようやく救われたような感覚がありました。

この本を読み終えたら、どうなるんだろう?とドキドキした。

1回目に読み終えたとき、何が変わったのかわからないけど、自分の中の何が癒えたようか感覚がありました。

そして、これからもわたしは過去の自分を何度も癒やし救えるようになる。

そんな物語のつくりかたが
この本を読むごとに身についていく。

そんな本なのです。


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1,728円
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