毒吐きますごめんなさい | 仙術家 一宮 寿山の言霊ブログ

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仙術家 一宮 寿山(じゅざん)(旧くりの丞)の言霊ブログです。

<昭和の知識>
科学者の人が本で**と言っているからこれは本当。という発想は危険です。
娯楽本を書く暇がある教授や科学者というのは、第一線から外れてしまった窓際の方が多いです。
例えば今の時期。学会の第一線で活躍している教授たちは秋の年会(春と秋は学会の時期)にむけてデータどりや論文投稿で大忙しです。学会で活躍している優秀な教授や科学者は一般に向けた娯楽本など出している暇は一年中ありません。
娯楽本を書いてる暇のある研究室も与えられていない窓際教授&科学者は、自分が活躍したころの数十年前の知識で止まっています。
科学は日々進歩しています。なので娯楽本などから得た知識は基本的に平成昭和なカビの生えた知識です・・・。

さて、話は変わって。

ミネラルの話。
自然界には70種類程度のミネラルが存在しますが。そのうちで人間にとって大切なミネラルは15種類だけ。あとのミネラルは生物が進化していく過程でいらないと体外から排除してきたミネラルか毒のあるミネラル。たとえば水銀やヒ素や鉛、カドミウム等その他たくさん。

皆さん、ミネラルの入った天然水とか天然塩が大好きですが。
それらには必要な15種類以外のいらないミネラルがたっぷりです…。水銀やヒ素や鉛、カドミウムなども当然入ってるんですよ。気持ち悪いでしょ?

自然のモノだからいいという妄想は捨てたほうがいいです。
必ずしも自然が生物にとって優しいとは限りません。
生物は、自然から必要なものだけを取り入れて進化してきたのです。

「74種類のミネラルが入った健康にいい塩」というのを目にしました。

その主張は。
生物は海から生まれた→海水を取り入れて生物は地上に上がった→
だから血液も羊水も海水と同じ成分(違いますが)→だから海水と同じミネラルが入った塩は健康にいいという理論。

一見もっともらしいですが。この主張が「古い昭和の知識」というやつです。

74-15=59種類のいらないミネラルはどこに行くか知ってますか?
その多くが細胞間に蓄えられます。そのために細胞が固くなって動脈硬化などの病気を誘発します。
毒性のミネラルは細胞を癌化させます。

これが令和の知識というものです。

ではミネラルはどこからとったらいいのでしょう?
それは植物です。
野菜は有用ミネラルの宝庫。根から養分を吸い上げる過程で、いらないミネラルは除かれています。だから安全に潤沢なミネラルをとれます。

塩なんかからミネラルをとる必要はありません。
過剰に不要なミネラルをとりすぎると結石も起きやすくなります。
余談ですが、僕は箱根のミネラルたっぷりの湧き水で育ちました。その結果うちの家族全員が尿管結石です…。

以上、昭和な学者や昭和な知識のままの知識人は困りものですという話。

スピリチュアル界に「ミクロな世界でしか通用しない」量子力学を持ってきたのも、もとをただせば「名誉教授」という第一線から外れた暇を持て余す学者。
僕たちが生きている世界は依然としてニュートン力学の世界。リンゴはまっすぐ下に落ちます。学術的な量子力学は我々一般人が必要な知識ではありません。ミクロなものを扱っているごくわずかな学者さんのみが必要とするものです。(そもそも量子力学は数式の世界で、偏微分などの羅列です・・・。それを抜きにして説明しようというのがそもそも無理)

スピリチュアルな皆さん。量子力学語るなら、熱力学を語りましょう。そこから派生した複雑系という学問は、とても有用ですよ。

あ、ミネラルの話の続きです。
この話を聞いた後に、ある年配の方が「スピリチュアルで塩売るんだから問題ないんじゃない?」と僕のいないところで言っていたそうです…。

スピリチュアルの闇は深いです‥‥。

ではでは。また毒を吐きました。ごめんなさい…