お知り合いのK師範のブログに以下の記事がありました、とても共感したので、引用させていただきます


数年前、常設道場にて、子供の稽古中、「特定の保護者同士」による、稽古の妨げになるレベルのお喋り、お菓子や弁当を堂々と食べる、コーヒーを堂々と飲む、ゴミを置いて行く、といったことがありました。

それらは、道場のみならず、あらゆる習い事に於いても非常識な行為ですが、「特定の保護者同士」というグループ内に於いては、それらは常識化していました。

注意しても、中々改善されず、結局「見学禁止」にせざるを得ませんでした。

 

また、LINEで退会願いをした人もいました。

今の時代、LINEをどのように扱うかは価値観が分かれると思います。

なので、重要な要件にラインを使うと事は必ずしも悪いとは言いません。

しかし、退会や休会に関しては、ちゃんと規約書やホームページに記載(メールや電話は不可、書面にて提出する旨)しています。

その記載を確認しようとしないことには違和感を感じました。

また、そのラインには絵文字が使われていました。

 

十数年前、ある誘拐事件にて、誘拐をされた人がメールで友人に助けを呼ぶも、そのメールに絵文字が使われていたことで、メールを受け取った友人は「誘拐されている」事が冗談だと思い、スルーしたという事件がありました。

メール一つで生死に関わるのだと、とても印象の残った事件です。

 

私はその事件を覚えていたので、退会願いを絵文字入りの文章のラインで送るのには、真面目さや真剣さを感じられず、非常に違和感を覚えました。

しかし、おそらく退会願いをした人は、ふざけたつもりもなく、私をバカにしたつもりもなく、その人の中では当たり前の行為だったのでしょう。

 

空手界に於いても違和感を感じた経験があります。

数年前フルコンタクト空手をオリンピック種目に選ばれるように働きかける運動がありました。

そのこと自体、良いのですが、伝統派空手(全空連)に便乗して、

「2ルール(伝統派ルール+フルコンルール)でオリンピックに!」

という内容でした。

私はこのような運動の仕方は、全空連に失礼だと感じました。

私は伝統派から空手を始めたので、全空連がオリンピック種目に入る為に数十年前から尽力している事を知っていました。

そして、毎回「あと一歩で!」と言うところで、選考から外れてしまった過去も知っています。

しかしフルコン側がオリンピック云々と言い出したのは、ごく最近の事です。

つまり、全空連からすれば、オリンピック種目に選ばれる為に過去数十年尽力して、ようやく願いが叶いそうになった時に、フルコン側が便乗してきたと言えるのです。


とても貴重なご意見だと思います

松栄塾も今後は、LINE、電話などでの退会は

ご遠慮いただきたいと思います