「古(いにしえ)の遺跡群よりわが街の
ロマン沸き立つ文化の誇り」
昨日は、私の所属しているボランティア団体「ちがさき丸ごと博物館友の会」の研修があり、「下寺尾遺跡群における指定後の調査・保存と活用」と題し、市教育委員会の大村浩司様の講演を聴きに行った。
「下寺尾七堂伽藍跡遺跡」が1957年に地元有志による碑が建立されたが、以降2015年に国史跡に指定されている「下寺尾官衙遺跡群」と、更に2019年に「下寺尾西方遺跡跡」も国史跡の指定を受け、弥生時代と古代の遺跡の重なる指定が、同じ場所に保存されていたという、全国的にもとても稀なお話が聞けました。茅ヶ崎北稜高校新庁舎建設での発掘調査を契機に、多くの遺跡が発見されており、古代へのロマンを掻き立てるものとなっています。
学校建設と文化財保護の観点での課題が残されているが、我が街に、大昔、当時の行政を司る、今でいう官庁街のような環濠集落があったということは、歴史好きの者にとっては何とも感慨深いものである。